ブルーベリーの栽培方法と利用方法

ブルーベリーはポリフェノールの一種の「アントシアニン」が多く含まれていて眼の病気の予防に良いと言われています。また、ポリフェノールの抗酸化作用でガン、心筋梗塞、脳卒中等の予防効果もあります。育て方や剪定方法についても解説しました。

ブルーベリーの薬効成分

ブルーベリーの実の黒色や紫色の部分に多く存在する色素のアントシアニンは、アントシアンのうち、アントシアニジンがアグリコンとして糖や糖鎖と結びついた配糖体成分のことです。これはフラボノイドの一種で、抗酸化作用や視力回復効果がよく知られています。

ブルーベリーの栽培方法(育て方)

果樹の中では栽培が比較的簡単な方です。樹の大きさはあまり大きくならず、剪定でも脚立等は必要ありません。また、病気に強く、消毒をしないでも栽培が可能です。消毒しないでも食べられる果物には、キウイとブルーベリーと柿くらいではないでしょうか。

ブルーベリーは日当たりが良く、水はけの良い場所に植えます。しかし、水分は多く必要としますので、水やりをするか、水分が少し多めの場所に植えます。酸性の土壌を好むので、ピートモスを混ぜた砂土に植えます。土が酸性となるように、堆肥や米糠を多めにやります。けっして石灰を撒いてはいけません。

ブルーベリーは、鉢栽培もできます。病害虫がつきにくく、2〜3年目から収穫できます。乾燥に弱くて、酸性土壌を好むので鉢栽培ではピートモスを入れて育てます。挿し木でも増やせるので挑戦してみましょう。

暖地で育てやすい品種はラビットアイ系のものです

暖地でブルーベリーを育てるには、暑さに強い ラビットアイ系楽天 (ウッダート、ティフブルー、ホームベル等)のものが育て易いようです。ラビットアイ系は果実がやや小さくても、たくさん収穫でき耐暑性、耐寒性に優れているとのことです。

果実が大きく品質が良いハイブリッシュ系(ウエイマウス、ブルークロップ、ブルーレイ等)の品種は寒さには強いが暑さや乾燥に弱いようです。また、花芽を作る時に低温に長く当たることが必要で暖地では生育不良になる場合があります。

私が育てたハイブリッシュ系のブルーベリーは2〜3年以内にことごとく枯れてしまいました。

ブルーベリーの花

ブルーベリーの花

5月初旬のブルーベリーの様子です。白いかわいい釣鐘状の花がたくさん付いていました。

この木の他にもブルーベリーの木を何本か植えていましたが、近年の猛暑でやられてしまいました。水不足に陥ったようです。

田舎の露地に植えているので毎日の水やりはできずに枯れて残念でした。少し水分の多い場所の方が良いのかも知れません。

残った木は高さ約1メートルくらいで勢いがあり枝を四方に伸ばしています。品種によって、樹の高さや実の大きさや色がずいぶん違います。

ブルーベリーの剪定方法

ブルーベリーの 剪定方法楽天 は、基本的には他の果樹と考え方は同じですが少し違う部分があります。枝が混み合っている所は風通しが良くなるように剪定します。

前年に真っ直ぐに成長した太い枝は、平行して別の枝がある場合や、込み入った場所にある場合は、枝の根本から切り落とします。

しかし、近くに込み入った枝の無い所の枝は伸ばしてやります。その場合は先端部分を少し切り詰めてその下から枝を出すようにします。

ブルーベリーの花芽は枝の先端部分に膨らんで付いているのですぐにわかります。この花芽を適度に(2~4個)残してやると実が大きく育ちます。

先端部分を全て切ってしまうと実が成りません。全体の木の大きさと樹勢を考慮して花芽の数を決めます。

ブルーベリーの実の収穫と利用方法

ブルーベリーの実

数年前に植えたブルーベリーの木が大きくなり、8月初め頃から実が濃紺〜黒色に熟してきました。

ブルーベリー狩りのように、熟れたものだけを取って口に入れると、甘酸っぱい味が口の中に広がっていきます。

小さな熟れた粒だけを葉をよけながら、枝を折らないように気をつけて採るのは、かなり大変な作業となります。観光農園でブルーベリー狩りが流行っているのは、収穫にとても手間が掛かることに関係がありそうです。

ブルーベリーをそのまま食べるのも良いのですが、私は主にブルーベリーをLG21ヨーグルトを培養したものに入れて食べています。砂糖の代わりのようなものです。あまり甘くはありませんが、美味しく食べられます。

ブルーベリーは一度に実が熟れて、収穫も短時間で終わってしまいます。沢山収穫できた時は、冷凍ブルーベリーにした方が長期の保存ができて良いでしょう。

ブルーベリージャムの作り方

材料と作り方は次の通りです。

ブルーベリー250g、砂糖100g、レモン果汁1/4個分、ブランデー(他の蒸留酒でも可)5g

  1. ブルーベリーをさっと水で洗います。
  2. そのままステンレスやホーローの鍋に入れ、弱火にかけます。
  3. 沸騰したら、砂糖、レモン果汁、酒を入れて、火を少し強めます。
  4. 中火で焦がさないように煮詰め、アクが出たら取り除きます。
  5. 10分くらい煮詰めて出来上がりです。お好みの固さに煮詰めてください。冷めると固くなるので適当なところで火を止めます。

ブルーベリーと砂糖だけでもおいしいブルーベリージャムができます。とても簡単ですので、たくさんブルーベリーを収穫できた時には、ぜひ作ってみられることをお勧めします。

ブルーベリー酒の作り方

材料は、ブルーベリー1kg、氷砂糖200〜500g、ホワイトリカー1.8リットルを瓶に入れて混ぜるだけです。2〜3ヶ月で飲めるようになります。甘く作るとぶどうジュースのようになります。

私はヤマナスビ(ナツハゼ、ツツジ科スノキ属)の実でも果実酒を作ってみました。夏櫨(ナツハゼ)はブルーベリーにそっくりなので同じようなのができます。