上手なカラオケのキーコントロール方法

カラオケや詩吟をする時、声の高さが合わなくてうまく唄うことができないことがあります。この時、キーコントローラーでキーを調節すれば、自分の声の高さに合わせることができます。しかし、キーコンを使うと音質が変わるので注意する必要があります。

キーコントロールとは

パイオニアのキーコントロールとマイクミキシングのできるカラオケ用アンプ

カラオケで歌う時にメロディの音の高さを変えてキーを合わせること(音程の調整)を キーコントロール楽天 と言います。カラオケでは音程とリズムをちゃんと合わせないと上手には唄えません。

CDやDVDやカラオケ喫茶なとでは、元々の音程がオリジナル歌手の音程になっています。歌手や男女差で声の高さが違うので、自分の出せる声の高さに合わせる必要があるのです。

この写真のようなキーコントローラーを使うことで、今まで唄うことをあきらめていた歌でも、キーを自分用に合わせることで上手に唄えるようになるものです。

キーコントローラーは何段階必要か

音楽で1オクターブとは、ドの音から次のドの音までの音階(音程)の差のことです。ピアノなどの鍵盤で、ドからシまでの鍵盤の数は、黒鍵も含めると12個あります。これは、1オクターブは半音で12段階あるということです。

普通に歌が歌える人がカラオケで唄う場合は、原音で唄う以外では1オクターブ高く唄うか、1オクターブ下げて唄うことができます。全ての音階で歌おうとすると、この12段階がキーコンで調節できれば良いことになります。

通常、キーコンのシフトキーの#が6段階で、♭が6段階なのはこの為です。キーシフトの1段は半音になっていて、これを、カラオケでは一般的に1度上げるとか、1度下げるとかと言っています。詩吟ではこれを1本と呼んでいます。

ドの音を基本にすると上方向に「ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#」の合計6段階となり、下方向に「シ、シ♭、ラ、ラ♭、ソ、ソ♭」 の合計6段階になります。最後のファ♯とソ♭とは1オクターブ違う同じ音になります。つまり、必要なキーコントロールはプラス6段階マイナス6段階が必要です。そうしないと全音程で歌えません。

キーコンのプラス6とマイナス6は同じ音で唄うことになります

前記の説明から、キーコントローラーを使ってプラス6段階にして1オクターブ低く唄うのと、マイナス6段階でその音で唄うのとは同じ音の高さで唄うことになります。

同様に、マイナス6段階にして1オクターブ高く唄うのと、プラス6段階でその音で唄うのとは同じ音の高さで唄うことになります。

男性が女性歌手の歌を唄う場合

カラオケ装置の写真

キーコントローラーを使って、例えば男性が女性歌手の歌を唄う場合を考えてみます。普通に唄うと1オクターブ下の音程で唄うので、大変低い音となり歌いにくいのです。

一般的に女性は男性より声の高さが半音で6~8段階高いと言われています。ここでキーコントローラーでプラス4~6段階高くして、1オクターブ低く唄うとうまく唄うことができます。

又は、マイナス6~8段階にすれば良いのですが、カラオケの装置によってはこのようにできない場合があります。また、あまりキーコンを使い過ぎると音質が変わってしまいます。

女性が男性歌手の歌を唄う場合

キーコントローラーを使って、女性が男性歌手の歌を唄う場合は、女性には普通に唄うと大変低い音となり歌いにくいのです。

ここでキーコントローラーでマイナス4~6段階低くして、1オクターブ高く唄うとうまく唄うことができます。

前の例と同様に、プラス6~8段階にすれば良いのですが、カラオケの装置によってはこのようにできない場合があるのと、キーコンの使い過ぎは音質が悪くなります。

1台のキーコンで対応できない時は2台のキーコンを使う

カラオケ装置のキーコンがプラス6段階とマイナス6段階の調節に対応できれば問題はありませんが、私の使っている装置では1台ではプラス4段階とマイナス4段階しか調節できませんでした。

このような場合、キーコントローラーを更に追加して、2台直列にキーコンをつないで使うことで、全てのキーで歌うことができます。

私は、パイオニアのMA-90のマイクミキシングアンプ(プラス・マイナス4段階調節可)とパイオニアのSA-V20IIのオーディオアンプ(プラス・マイナス4段階調節可)を直列につないでいます。

このようにキーコンを接続すれば、プラス8段階または、マイナス8段階までのキーコントロールが可能となります。

できればこのように、2つのキーコントローラーを使うのは避けたいのですが、現在、専用のキーコントローラーは市販されていないようなのです。中古を使うしかないかも知れません。

私が女性歌手の歌を唄う時

私は男としては声が高い方です。詩吟では3本が普通です。その為、女性歌手の歌を唄う場合は、キーコントローラーをマイナス6段階位にするか、プラス6段階位にして1オクターブ低く唄わなければなければなりません。

プラス4マイナス4段階のキーコントローラーではどう頑張ってもうまく唄うことができませんでした。キーコンの2段階の差はカラオケではきついようです。また、詩吟でも2本の音程の違いは大きく、うまく吟ずることができません。