1階屋根裏への入口を2階の居室からに改造

切妻屋根の平屋と2階建ての部分が接続されていると、2階の居室から隣部屋へ行く感覚で、平屋部分の屋根裏収納庫へ行くように改造できます。天井収納用ハシゴユニットは必要ないし、はしごを登る必要もありません。これを自分で(DIYで)作ってみました。



1階屋根裏収納庫への入口を2階からにする理由

もし、普通に1階の屋根裏収納庫への入口を作るなら、天井収納用ハシゴユニットを取付ける必要があります。そうなると、工事も費用も大変ですし、梯子を取付ける場所の確保が大変です。

そこで、1階屋根裏への入口を2階の居室からに変更すると、壁に穴を開けるだけで済みます。このようにすれば、梯子を登り降りすることもなく、隣部屋へ行く感覚で屋根裏収納庫へ行くことができます。

1階の天井裏へ入る入口を2階のクローゼットからにした写真

1階屋根裏へ入口を2階の居室からに改造した写真

この写真は、我が家の1階の天井裏(小屋裏)へ入る入口を2階のウォークイン クローゼット楽天 の中に作った写真です。これは、幅約840mm、高さ約1410mmの開口部を開けた直後の写真です。

1階の屋根部分の鉄骨が少し邪魔をしていますが、収納には問題は無いでしょう。鉄骨の強度を犠牲にして鉄骨を取り去るのは問題があります。

また、この場所はウォークインクローゼットの中であり、ウォークインクローゼットには扉が付いているので、この入口は簡単な板の扉を作って仕切りにするか、カーテンで仕切るだけでも良いと思います。

この後、開口部の縁を木で作り、最終的に開口部の寸法は幅約710mm、高さ約1390mmとなりました。

石膏ボードに開口部を開けるには電動ジグソーが便利でした

既設住宅を改造して、壁の中の石膏のボードに穴を開けるには、電動ジグソーがとても便利なものです。石膏ボードの裏側に木がある場合、その木に沿ってボードだけ切ることも簡単にできました。

2階の部屋の壁から1階の天井裏に開口部を作るのにも小型の電動ジグソーを使用しました。簡単に綺麗に石膏ボードを切ることができました。

1階の屋根裏と2階の居室の段差には階段を作りました

1階の屋根裏と2階の居室の間には約300mmの段差があります。ここには階段を1段分取付けてみました。つまり、約150mmの階段となりました。これは広めの階段にした方が使いやすいでしょう。

屋根裏を物置にする為に床にコンパネを貼りました

我が家はセキスイハイムのニュードマーニという鉄骨のプレハブ住宅です。屋根裏の中央部分だけ簡単にコンパネが貼ってありますが、配線はゴチャゴチャになっています。

まず、テレビのアンテナ線や電気配線の電線を鉄骨の下側や根太の間に移動しました。ジョイントボックスもできるだけ周辺に移動しました。

その後、天井裏を物置にする為に、屋根裏の床のコンパネを、周辺部を除いてほぼ全面に貼り直しました。その上に更にコンパネを貼り、床を2重にしました。こうすることで、1F天井の断熱も良くなります。

屋根の断熱と換気

換気扇と自動温度スイッチ

屋根裏に床を貼って物置にしたら、屋根の断熱もしたくなりました。そうしないと、夏は暑くて屋根裏には入れません。冬は外と同じような寒さです。屋根を断熱すると、階下の暑さ寒さにも効果があります。

屋根の断熱と自然換気だけでは、日中の天井裏は温度が段々と異常に上昇します。やはり、換気扇が必要なようです。30cm枠の換気扇(羽根の直径は25cm)を取付けることにしました。

温度が上がると自動的に換気扇が回るように、自動換気スイッチも付けてみました。この写真では未だですが、壁の断熱もしました。