リンドウ(りんどう、竜胆)

リンドウは秋を代表する花のひとつです。最近は草刈りをしない野山が多く、背丈の低いリンドウは生育できない環境となってきています。リンドウの根茎と根を乾燥したものを漢方では竜胆(りゅうたん)と呼び、とても苦い、苦味健胃薬として利用されています。

リンドウ(竜胆)の特徴

学名 Gentiana scabra var. buergeri
別名 リンドウ、りんどう、竜胆、思い草、えやみぐさ
科、属 リンドウ科リンドウ属の多年生植物
分布 本州、四国、九州の野山
繁殖地

日当たりの良い山野に群生せずに一本ずつ生えています。水分は多めの方が良いようです。

姿 草丈は約40〜50cm
花の特徴

秋頃、晴天の時に花が開きます。紫色で綺麗な逆釣り鐘型で花の先は5裂しています。茎の先に上向きにいくつもの花を咲かせます。

葉の特徴

葉は細長くて対生です。園芸種は特に細長いものが多い。

花言葉 「悲しんでいるあなたを愛する」
利用

漢方では根茎と根を乾燥したものを竜胆(りゅうたん)と呼んで、苦味健胃薬として利用されています。

その他

園芸植物や野草としてよく栽培されていますが、野生種ではなく、別種のエゾリンドウの栽培品種の場合が多いようです。

リンドウ(竜胆)の花の写真

りんどうの花

日当たりの良い裏の畑の山側の斜面に何本か生えていました。秋を代表する花のひとつです。毎年夏には一度は草刈りをする所です。

絶えないでいつまでも生育していてほしいものです。毎年夏だけ草刈りをして背丈の長い草や木を減らしておきたいと思っています。

撮影 2003.11.24、場所 小田郡矢掛町

竜胆の作り方

りんどうの花

竜胆楽天 (りゅうたん)を作るには、秋の花の後で茎や葉が枯れる頃に、根を掘り採ります。地上部を切ってから、水洗いして十分に天日で乾燥させます。

自然のものは少なくなっていますので、自然保護の観点から竜胆を作るのは栽培してからにしましょう。

竜胆(りゅうたん)は、苦味がとても強いことで有名です。クマの胆嚢(たんのう)を乾燥したクマの胆(い)はとても苦いのですが、熊胆より苦いという意味から、竜の胆として、竜胆の名前がついたと言われています。

竜胆は主に健胃として用います。苦味成分が舌を刺激して大脳反射により胃液の分泌を盛んにします。胃の中に入ってからも胃液の分泌を促し、健胃薬として役立ちます。センブリと同じようなものです。