クサガメ(臭亀、イシガメ科)
クサガメは臭亀とも書き少しくさいにおいをさせています。川や沼に住んでいるやや大型の亀で、オスよりメスの方が大きい。大きいものは甲羅が約30cmにもなります。
学名 | Chinemys reevesii |
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別名 | クサガメ、臭亀、リーブスクサガメ、キンセンガメ、ゼニガメ |
科、属 | イシガメ科、クサガメ属の亀 |
分布 | 日本、朝鮮半島、中国東部、中国南東部、台湾 |
体長 | 約~30cm |
体の特徴 |
オスよりもメスの方が大型になります。甲羅 は細長く角張った楕円形でその色は褐色、灰褐色、黒のように様々な種類が居ます。 幼小の時は甲羅の継ぎ目が黄色がかった個体が多いのですが、成長すると色が濃くなり黒ずんできます。 |
生態 |
繁殖は他の亀と同じく卵生です。水辺から離れた砂地を掘って、6~8月に数個~10個の卵を産みます。卵は約2ヶ月で孵化します。 |
餌 |
雑食性で、魚類、両生類、昆虫、甲殻類、貝類などを食べます。 |
クサガメの写真
大きな亀が店の近所の田んぼ道を歩いていたのを捕まえました。臭い匂いをさせていました。この為にこのような名前がついたらしい。洗って写真撮影をして逃がしてやりました。
カメは歩くのが遅いと言われていますが、なかなか速く歩いて逃げて行きました。
撮影 2004.06.19、場所 岡山市
飼育方法は、寒冷地を除いて屋外での 越冬楽天 が可能なので、日当たりの良い屋外の池や大型の水槽で飼育することができます。
木やブロックや石で浮島のような物を作って体を乾かすための陸地を用意します。
人工の池の場合は、池の周囲に亀が逃げないように高さ30~40cm程度の囲いをする必要があります。