珍しい日本ミツバチの開放巣

日本ミツバチの巣は、木の洞(うろ)などの閉鎖空間に作るのが普通です。これは、スズメバチなどの外敵から襲われにくいし、襲われた時の対処の仕方が確立されているからです。我が家の近くで珍しい日本ミツバチの開放巣を見つけましたので観察しました。

珍しい日本蜜蜂の開放巣を発見しました

日本ミツバチの開放巣の写真

我が家から500m程、東に行った所にある、大きな桐の木の横枝の裂けた部分に作られた珍しい日本ミツバチの開放巣を発見しました。

この巣は2012年4月頃からあったと聞いています。と、いうのは、私は、ちょうどこの頃骨盤骨折で入院していたので、見ていないのです。

この木は高さが20m程の桐の木で、この巣は約10〜15m付近の高さの横に出っ張った枝の折れた部分に作られていました。この巣の直径は約40〜50cmあると思われます。

2012年の5月頃見た時は、この巣に日本ミツバチが群がっていて黒く見えました。ちょっと見た時には、ちょうど分蜂群の大きな蜂球ができているように見えました。

その時、既にススメバチの攻撃を盛んに受けているのを確認しました。近いうちに逃去するだろうと予想できました。

逃去したら、日本ミツバチに入居してもらおうと、その近くに空の巣箱を設置しましたが、入りませんでした。

この写真は2012年の8月に デジタル一眼レフ楽天 カメラで撮影したもので、日本ミツバチは既に逃去した後でした。私は4月〜8月初めまで、骨盤骨折で歩くことができずに、この巣を観察できませんでした。

日本蜜蜂の開放巣を反対から見た写真と横から見た写真

日本ミツバチの開放巣(反対から見た写真) 日本ミツバチの開放巣(横から見た写真)

これらの写真は日本ミツバチの開放巣を別の方向から見た写真です。日本ミツバチはスズメバチの攻撃を受け、もうここは危ないと悟ると、全滅するまで戦うのではなく、巣を放棄して集団で逃去します。そして新たな新天地を見つけて巣を作るのです。

既に、日本ミツバチは逃去した後ですが、巣の様子はよくわかります。全部で7枚の巣でできているのがわかります。

自然界では日本蜜蜂は開放巣では生きて行けません

日本ミツバチを飼っていると、日本ミツバチの生態が次第にわかってきます。自然界の日本ミツバチの巣は、木の洞や、墓の骨壷を入れる所や、神社の祠の中や、人家の床下や天井裏などの閉鎖空間に作るのが普通です。

これは、閉鎖空間の巣では、スズメバチなどの外敵に襲われない為です。もし、スズメバチに襲われても、日本ミツバチは集団でスズメバチに立ち向かい、蜂球を作ってスズメバチを撃退します。開放巣ではこれができません。

スズメバチは日本ミツバチの蜂球の中で熱死します。この時の温度は45〜48度にもなるそうです。日本ミツバチはこの温度でも死なないようです。