金稜辺を使った分蜂群の捕獲方法

日本蜜蜂を簡単に捕獲するには、金稜辺という日本に昔からあるランの花を使うのが効果的です。捕獲用の巣箱の近くに咲いた花を置くだけですので簡単です。しかし、分蜂時期に合わせて花を咲かせる必要があります。

日本ミツバチの分蜂の時期とその捕獲方法

日本蜜蜂(日本ミツバチ)の分蜂のシーズンは3月頃から5月頃です。4月中が一番多いようです。春が過ぎると稀に夏に分蜂することもあります。巣から逃亡して来る日本ミツバチを捕獲する場合もあります。

分蜂の時期の目安は、雄蜂が活動し始めるのでわかります。巣箱の底に雄蜂の巣の蓋が落ちているのを見てもわかるようになります。

分蜂楽天 群の捕獲は、一般的には、分蜂した蜂球を巣箱に取り込んで捕獲することです。でも、これにはいつも人が監視する必要があります。待ち桶と呼ばれる巣箱を置いておくだけでも捕獲は可能ですが、金稜辺(キンリョウヘン)という蘭(ラン)の花を使うのが最も簡単に日本ミツバチを捕獲する方法です。

金稜辺を使った分蜂群の捕獲

金稜辺の花に誘引された日本蜜蜂の分蜂群

金稜辺はランのシンビジウムの一種です。というより、シンビジウムが金稜辺を原種とした観賞用のランなのです。花は地味ですが、寒さに強くて育てやすいランです。

金稜辺の日本ミツバチを誘引する効果は目をみはるものがあります。これは、金稜辺の花が日本ミツバチを呼び寄せるフェロモンを出しているからです。金稜辺は不思議に西洋ミツバチには何の効果もありません。

捕獲用の巣箱のすぐそばに、金稜辺を置いておくと効果的です。分蜂した時に日本蜜蜂が花に誘引されて来ます。そしてこの写真のような蜂球ができます。

すぐ近くに捕獲用の巣箱があると、自然に巣箱の中に移動してくれます。蜂球を無理に巣箱に入れる必要はありません。

この写真では金稜辺に網を被せていませんが、網をかぶせてやって日本ミツバチの熱で金稜辺がしおれないようにした方が良いでしょう。

金稜辺の入手

金稜辺(キンリョウヘン)を入手するには、園芸店で買ったり、日本蜜蜂を飼われている方に譲ってもらうのが良いと思います。通信販売では、楽天やアマゾン等で買うことができます。

金稜辺は花が咲いていない状態では、他のランと混同しやすいので注意が必要です。信頼できる業者から買うのが一番良いでしょう。

分蜂の時期に花を咲かせる方法

金稜辺は分蜂の時期に花を咲かせることが重要です。分蜂の時期に花がないと、何の効果もありません。普通に栽培すると、分蜂の時期を過ぎた頃に花が咲きます。

金稜辺の花を適切な時期に咲かせるには、一般的なランの栽培技術が必要です。金稜辺はシンビジウムの栽培方法とほぼ同じですので、これを参考にすると良いと思います。

日本ミツバチの分蜂の開始時期に合わせて花を咲かせるためには、温室を使うのが理想的です。温室が無い場合は、冬の寒い期間は室内に鉢を移動させることで、うまく開花の時期を調節することができます。

金稜辺の花を長持ちさせるには、花が咲いたら直射日光を避けて涼しい場所に移動させた方が良いでしょう。そうすれば、2週間以上長持ちさせることができます。