アスパラガスの栄養、効用、栽培方法

アスパラガスは、多年草の植物で若い茎を野菜として食用にする為に栽培されています。ユリ科又はクサスギカズラ科に属していて雌雄異株です。葉のように見えるものは、細かく枝分かれした茎で、本来の葉は鱗片状に退化しています。

アスパラガスの薬効成分とその効能

アスパラガスの写真

アスパラガスには栄養分が多く、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、アスパラギン酸、コリン、サポニン等を含んでいます。

この中の葉酸は細胞の成長に関連した成分で貧血の予防に効果があるとされています。また、アミノ酸の仲間のアスパラギン酸は新陳代謝を促す効果があり疲労物質を除去します。

その他の薬効としては 利尿作用楽天 があります。膀胱や腎臓の病気等に根茎を乾燥したものを煎じて飲みます。寄生虫駆除にも効果があると言われています。

美容の効果として、特に筋の多い部分を食べなくても、全体に食物繊維が豊富なので便秘を予防し優れた美肌効果があります。

新鮮なアスパラガスの選び方

茎が太くて全体に緑が濃くて短いものが柔らかくて栄養があります。穂先がよくすぼんでいて、根元の切り口がみずみずしいものが良いと思います。あまり長いものは、根元部分に繊維が多いので食べられません。

アスパラガスの調理方法と食べ方

調理法としては、茹でたり油で炒めたり焼いたりします。茹でた後で冷やしてマヨネーズを付けて食べたりサラダにすることもできます。

アスパラの根元の部分は繊維が多いので、少し切って捨てる場合もありますが、できるだけ繊維も食べるようにしましょう。皮の部分も栄養が多いので全部食べるようにしましょう。

アスパラガスの栽培方法

アスパラガスの葉のように見える茎の写真

この写真はアスパラガスを栽培しているところです。葉のように見えるものは、細かく枝分かれした茎です。

アスパラガスは多年草ですので、植えつけてから何年も収穫できます。種を播いて育てる方法もありますが、苗を購入するのが簡単です。少なくとも1年は収穫せずに株を大きくするように育てます。本格的な収穫は苗を植えてから3年目からします。

4月〜6月に若芽が成長して、長さが約30cmに伸びたら柔らかい茎を採って食用とします。アスパラガスは生命力が強くて1日に数cmも伸びます。

アスパラガスの何本かは採らずに残しておきます。高さ1.5m程度に大きくなります。葉のように見える茎を茂らせて光合成を行わせて根に栄養分を蓄えさせます。冬になると地上部が枯れるので、これを刈り取ってしまいます。

アスパラガスは雌雄異株です。雄株は収量が多くて病気に強く適度な太さのものが収穫できると言われていますが、花が咲くまでは雌雄を見分けることは困難です。

ホワイトアスパラガス(白アスパラ)は、土を被せたり、廃トンネルを利用したりして遮光して栽培したものです。普通に育てた緑色のものはグリーンアスパラガスといい、こちらの方が栄養豊富です。

アスパラガスの栽培に適した土の作り方

アスパラガスの根は深さ約1〜2mにも伸びて行くので、できればバックホー等の重機を使ってできるだけ深く耕すと共に排水を良くしておきます。また、堆肥や鶏糞や牛糞などの有機物をできるだけ多く耕土全層にすき込んでおきます。排水が悪い場合は、暗渠を掘るか高畝にします。

アスパラガスは酸性に弱いので、消石灰を撒いて中和するようにします。この時、消石灰は窒素肥料と一緒にしないことが重要です。消石灰と窒素肥料を一緒に撒くとアンモニアガスが発生して、窒素肥料の効果が無くなります。

アスパラガスの保存方法

濡れた新聞紙等で包み乾燥を防止し立てて冷蔵庫で保存すると鮮度と味を保持できます。生では鮮度が落ちるのが早いので、固めにさっと茹でてラップを掛けて冷凍保存しても良いでしょう。