黒大豆の効用(成分と薬効、利用と栽培方法)

黒大豆は、ダイズの品種のひとつで黒豆とも呼んでいます。種の皮にアントシアニン系の色素を含むため、外見が黒色になっています。アントシアニン以外の成分は通常のダイズとほぼ同等と考えられます。

黒大豆の写真

黒大豆の画像

黒大豆は食用としてよく煮豆として利用されています。正月料理「おせち」には欠かせないものです。

煮豆は数日間の保存がきくので、おせち料理としても適しています。

表面にしわが寄らないように、甘みを含ませて軟らかく煮るのは、なかなか難しく、手間と時間が掛かります。

この為、煮豆の状態でパックに入れて売られているのを利用する場合も多いと思います。

黒大豆(くろだいず)の有効成分と薬効

黒大豆の黒い皮の色素は主にアントシアニンです。これは ポリフェノール楽天 の一種で、ブルーベリーのように、目の健康に良い成分です。視力低下や様々な眼病予防に効果があるといわれています。

また、アントシアニンには活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、美容や老化防止、血管を強くし、血行をよくしてくれる効果もあります。

その他に、大豆特有の成分のレシチンやサポニン、大豆イソフラボン等やマグネシウム、カルシウム等のミネラルやビタミン類も豊富に含まれています。

黒豆ジュース(黒豆シロップ)の作り方

好みに応じて材料の量を加減してください。いつも作っていると、量は適当になってしまいます。

材料

黒大豆:400〜500g

水:2リットル、水は沸騰中に蒸発して少し目減りします。

砂糖:500g〜1kg、好みで量を加減します。

クエン酸:20〜30g、好みで量を加減します。薬局に売っています。

黒豆ジュース(黒豆シロップ)作り方と飲み方

まず、黒大豆をよく水洗いします。沸騰した湯に黒大豆を入れ、15分程度煮出します。

黒大豆を取り除いて、砂糖を入れて弱火で溶かします。その後、クエン酸を入れます。

自然に冷ましてから、ガーゼやクッキングペーパーで漉して、ビンやペットボトル等に入れます。

できた原液は冷蔵庫で冷やして保存します。水で5倍程度に薄めて飲みます。適度に氷を入れて冷やしても良い。炭酸水で割っても美味しく飲めます。

甘酸っぱくて、美味しいものです。クエン酸を入れると透明な赤紫色になり、ぶどうジュースと間違える程です。不思議と豆の味はしません。

黒大豆は後で煮て煮豆にします。

黒大豆の栽培方法

種を直接畑やプランターに2〜3粒ずつ蒔きます。大きくなってきたら1本に間引きしましょう。次に黒大豆の根本に土を寄せて、上の方からの発根を促します。

支柱を立てて、台風などで豆の木が倒れないようにします。農薬を何もしないとカメムシの被害で食い荒らされてしまいます。農薬で防除をした方が良いでしょう。家庭菜園程度なら手で取ってやります。

豆の花が咲く頃(8月中旬〜9月中旬)には水が必要ですので適度に水やりをします。霜が降りて葉が枯れた頃に葉を取り除きます。

その後刈り取り、乾燥させて黒大豆だけにします。