大根の栄養(効用)と利用方法

大根はその部位によって味や用途を変えた方が美味しく食べられます。上の部分の葉に近いところは生での料理に向いています。真ん中付近は煮物向きで、その下の先端部分は辛味が強く繊維が多いので、汁に入れたり漬物にすると美味しく食べられます。

大根(だいこん)とは

栽培中の大根の写真大根(ダイコン)の原産地は地中海沿岸といわれています。日本では人参などと並んで根菜の代表的な野菜です。春の七草の「すずしろ」は大根のことです。

ダイコンはアブラナ科ダイコン属ですが、カブ(蕪)はアブラナ科アブラナ属となっています。大根の中で形の丸いものは、カブと混同されやすいのですが、カブと大根は味や調理方法が違います。

我が家では、カブは主に生で千枚漬けにして食べています。カブは生でも軟らかいのが特徴です。

大根の栄養(効用)

大根は ビタミンC楽天 が特に豊富ですが、大根の栄養といえば消化酵素のジアスターゼも有名です。このジアスターゼは熱に弱いのが特徴です。栄養を効果的に摂るには生で皮のまま大根おろしにするのが最適です。

大根おろしを食べると、食べた物の消化を助ける作用があります。また、大根の食物繊維には整腸作用があり、胃や腸の不調な人に効果的です。辛み成分の殺菌作用とビタミンCの相乗作用で風邪にも効果的です。

捨てられている大根の葉には、カロテンや、ビタミンC、カルシウム、食物繊維などが豊富に含まれています。場合によっては根よりも重要ですから捨てないで全部利用しましょう。

大根の利用方法

冬になると大根がたくさん収穫できて、食べきれなくなることがあります。これを切干大根にしておくと、保存が利くので重宝します。せっかく育てた大根を無駄にしないようにしましょう。寒い時期に作ると上手に作ることができます。

大根の根の部分の保存方法

大根の根の部分を一時的に保存するには、葉から水分が蒸発するのを防ぐ為に、葉を切り落としてしまいます。

その後、食品用のラップか、新聞紙を湿らせて包みます。それを冷蔵庫か冷暗所で保存すると長持ちします。

大根の調理方法

大根はその部位によって味が大きく違います。葉に近い上の部分は、辛味が少なく硬いので、大根おろしやサラダなどに向いています。

真ん中の部分は、甘味が多いので、煮物にすると良いでしょう。下の先端部分は、辛味が強くて繊維が多いので、汁物に入れたり漬物にすると良いでしょう。

皮も一緒に料理して食べた方が良いのですが、もし皮を取った場合、皮は千切りにして、キンピラにできます。

大根の緑色の葉は、漬物にしたり、汁物に使ったり、おひたしにしたりします。

大根おろし

大根は使う部位やおろし方で、その辛さが違ってきます。普通は葉に近い部分を使いますが、辛くするには大根の先の方を使って、力を入れて直線状に動かしておろします。

辛くなくて甘い大根おろしにするには、大根の上の部分を使って、力を抜いて円を描くようにおろしましょう。

皮付きのままの方が栄養的には味も良く、おろし器の面と大根の長手方向を直角になる角度でおろすと、繊維が小さくちぎれて口当たりの良いものができ上がります。

一般的に大根おろしは、時間を経ると辛さが減って、味やビタミンCが減っていきます。栄養的には、大根おろしは食べる直前におろしてすぐに食べるのが良いでしょう。

大根の福神漬け(手作り)

自宅で 全て手作りする場合は、買ったものに比べて変な添加物がありませんので、健康には良いと思います。

また、好みによっては、塩分を少し控えることもできます。とても美味しく作ることができます。

材料

大根---2kg、生姜---みじん切り少々、すりゴマ---少々

煮汁用、醤油---1カップ弱、砂糖---200g、酢---半カップ

作り方

大根は小さく切って、塩をふって一晩置きます。煮立てた煮汁に絞った大根を入れます。汁が半分になるぐらいまで煮詰めます。(こりこりとした食感を残すようにします)

小さく切った生姜とすりゴマを入れてさっと煮立てます。タッパーや瓶に保管して冷蔵庫に入れると約6ヶ月はもちます。キュウリや茄子でも同様に作ることができます。

大根の選び方

できるならば、葉の付いたものを選んでください。青々とした葉のもので、根がよくしまっていて重いものが良いでしょう。

葉が切られているものは、その切り口が新鮮で生き生きしているものを選びましょう。葉の一部が残っているのでよく見ると新鮮さがわかります。

自家製の大根なら、収穫してからできるだけ早く使ってください。新鮮で美味しいものができると思います。