ゴボウの効用(ごぼうの栄養と栽培方法)

ゴボウは、キク科ゴボウ属の多年草です。茎の高さは約50cm〜1mです。主根の長さは品種にもよりますが約50cm〜1mです。牛蒡の根は繊維質が多く、便秘の予防に効果があります。一般的な野菜と同様に大腸がんや直腸がんの予防にも効果があります。

ゴボウの根(食用にする部分)

ゴボウの塊茎

牛蒡の根を食用とします。用途は、キンピラや天ぷらや煮物にすることが多いと思います。

ゴボウの旬は普通は初冬ですが、新ゴボウは初夏に収穫します。ゴボウの根は長いのが普通ですが、最近は掘りやすい短いものもあります。

日本や朝鮮半島や中国の一部では、ゴボウの根を食べますが、その他の地方では食用とはしないのが一般的です。ゴボウの若葉をサラダとして食べる地方もあります。

ゴボウの花

ゴボウの花

これがゴボウの花です。花の時期は6〜7月です。前年に植えたゴボウを収穫しないで置いておいたらこのような花が咲きました。茎の高さは1.5mにもなりました。

紫色でアザミの花に似ています。総苞にトゲがあるのが特徴です。

撮影 2011年7月14日

牛蒡の薬効(栄養)

ゴボウの根は薬草として発汗、 利尿作用楽天 があります。また、牛蒡の種子は浮腫、咽頭痛、解毒に使われています。

乳腺炎の治療に種子を食べたり、種子を煎じて飲む方法もあります。

牛蒡の根は繊維質が多く、便秘の予防に効果があります。一般的な野菜と同様に大腸がんや直腸がんの予防にも効果があります。

牛蒡の利用方法

牛蒡(ごぼう)の根を食用としますが、牛蒡はアクが強いので、皮を剥いで切った後、十分に水にさらしてアクを抜いてから料理します。

牛蒡の栽培方法

牛蒡の生育適温は20〜25℃です。茎や葉は寒さには弱く、約3℃以下の温度では枯れてしまいます。しかし、根は寒さに強くて、冬を越しても芽を出します。

種子は硬くて発芽しにくいので、一昼夜、水に漬けておきます。種皮には発芽抑制物質が含まれているので、途中で水を替えてやります。

牛蒡の種子は好光性なので、種をまく前の水に漬ける時には、明るい場所に置きます。種をまいた後の覆土は、種が見えるか見えないかくらいの浅めにしましょう。

牛蒡を植える土は清潔な粘土質にします。堆肥等の有機物を入れると牛蒡の肌が荒れたり、根が股になったりします。

連作障害がありますので、約5年以上は同じ場所に作付けしないようにしましょう。連作するとネグサレセンチュウ等のセンチュウ類が多く発生して、根に障害が起こります。

ネグサレセンチュウ等がつかない落花生やサツマイモの後作に牛蒡を栽培するのは理にかなっています。

牛蒡の収穫方法

3〜4月に種をまいて10〜翌年1月に収穫する春まきと、9月に種をまいて翌年6〜7月に収穫する秋まきがあります。牛蒡の近くを深く掘ってから穴の方向に引張って抜きます。これはとても重労働ですので、根の短い品種を植えた方が良いかも知れません。