シソの効用(紫蘇の成分と薬効、利用と栽培方法)

シソの原産地は東南アジアです。昔から日本でも栽培されてきた香辛野菜です。赤ジソは梅干しや紅ショウガの着色や漬物などに利用されます。青ジソの葉は大葉とも呼ばれ、この特有の香りは刺し身や天ぷら、薬味などに使われています。

紫蘇の呼び名の由来

中国の後漢の末頃、洛陽の若者が蟹を食べすぎて食中毒を起こしたそうです。若者は死にかけていたのですが、名医が紫色の薬草を煎じて飲ませたのです。

すると、若者はみるみる内に元気になったそうです。これが「紫色」の「蘇る」薬ということで、「 紫蘇」と呼ぶようになったそうです。

紫蘇(しそ)の葉の写真

赤シソの葉の画像

我が家の庭や畑に毎年生えてくる赤紫蘇(あかじそ)の葉の写真です。別に植えた訳でもないのに昔から自然に生えてきます。

何本かは抜かずに種ができて枯れるまで置いておきます。というより、放っておいたら次の年も生えてきます。特に肥料もやりません。

栽培種の青ジソも植えていますが、これも同様に毎年自然に生えてきます。

紫蘇(しそ)の有効成分と薬効

漢方では、普通、赤紫蘇の葉を「蘇葉」または「紫蘇葉」と呼んで、神秘湯、半夏厚朴湯、香蘇散などに配合されます。気が停滞している状態を改善したり、精神を安定させる効果があります。

また、シソの熟した実(種)を「蘇子」(そし)と呼んで、咳、喘息、便秘などの治療に用います。

シソの葉にはロズマリン酸という成分を含んでいて、 アレルギー疾患楽天 に有用で、健康食品としても利用されています。

シソジュース(シソシロップ)の作り方

好みに応じて材料の量を加減してください。いつも作っていると、量は適当になってしまいます。

材料

シソ:400〜500g、赤紫蘇でも青紫蘇でも良い。茎も付いたままにします。

水:2リットル、水は沸騰中に蒸発して少し目減りします。

砂糖:500g〜1kg、好みで量を加減します。

クエン酸:20〜30g、好みで量を加減します。薬局に売っています。

シソジュース(シソシロップ)作り方と飲み方

まず、収穫した紫蘇をよく水洗いして土や汚れを取り除きます。沸騰した湯に紫蘇を入れ、アクを取りながら15分程度煮出します。

紫蘇を取り除いて、砂糖を入れて弱火で溶かします。その後、クエン酸を入れます。

自然に冷ましてから、ガーゼやクッキングペーパーで漉して、ビンやペットボトル等に入れます。

できた原液は冷蔵庫で冷やして保存します。水で5倍程度に薄めて飲みます。適度に氷を入れて冷やしても良い。

甘酸っぱくて、シソの香りがして美味しいと思います。ワインのような透明な赤い色で、見た目もキレイです。

紫蘇(しそ)の栽培方法

種をすじ蒔き又はばら蒔きにします。混み合ってきたら間引きしましょう。葉を多く収穫するためには摘心を行ないます。

たまにサビ病にかかる場合がありますので、風通しを良くしてやります。株間を広くしてやります。

シソは育てやすい野菜なので、とにかく植えておくだけで収穫できます。農薬を使う必要はありません。