餅のつき方(栄養や作り方や保存方法など)

毎年、正月前になると餅つきをするのが、日本の昔からの行事となっています。大量の餅をついたり、保存したりすると、気を付けないとカビが生えたりして大変なことになります。餅のつき方や保存方法をまとめてみました。

餅の栄養やカロリーについて

餅(もち)の炭水化物は100g中に約50gも含まれています。ご飯の炭水化物が100g中約35gですから、ご飯の約1.4倍もあります。また、餅100gのカロリーは235kcalと言われています。

従って、餅は少量でもエネルギーを補給する食品として優れています。餅はご飯に比べて密度が高く、それを更に煮たり、焼いたりするので、大変消化が良い食べ物となっています。朝食に餅を食べれば効率良くエネルギーを補給できます。餅を入れた雑煮は、エネルギーだけでなく、ビタミンやタンパク質も豊富な、バランスのとれた食事となります。

餅の種類

餅を形で分類すると、丸餅、角餅、菱餅、のしもち(切り餅)等の種類があります。また、餅の中や外に加えるもので分類すると、きな粉餅、安倍川餅、赤福餅、あん餅、あんこ餅、草餅、ヨモギ餅、ぼた餅、栃餅など無数にあります。

餅のつき方(餅を作る方法)

餅米を蒸しているところまず、餅米を計量して研ぎます。次に、水に漬け置きします。気温が低い地域では2日間以上、餅米を水に漬けて置きます。最低でも1日は水に漬けて置きます。

餅米を蒸す前に、餅米を水からザルに上げて水切りします。そして、餅米をセイロに入れます。この写真のセイロでは1段で2升の餅を入れることができます。

釜にたっぷりの水を入れて、クド(カマド)で湯を沸かします。水が沸騰したらセイロを乗せます。蒸気が勢い良く吹いてきてから約20分以上蒸気で蒸します。

2段にしたセイロの上から蒸気が出ても、10分以上は置いた方が良いと思います。よく蒸すのがうまく作るコツです。

このカマドは、今は使っていない古い家の屋外に父が作ったものです。主に餅を蒸す為だけに使っています。石と土だけで作ってあります。後ろに焼き物で作った煙突があります。私が子供の頃は、このようなカマドを屋内に作って煮炊きをしていました。

餅つき機で餅をつく

餅つき機で餅をついている写真 餅つき機楽天 で餅をつく場合は、餅つき機の説明書をよく読みます。餅を連続でつく場合は、餅つき機を少し休ませてから使います。

餅つき機は連続使用時間が決められていますので、連続で使うと故障することがあります。

この写真の餅つき機は、一度に2升の餅をつくことができます。使用する前に、各部を点検して、餅が付着する羽根や入れ物などを洗ってから使用します。

セイロの餅を餅つき機に入れてから、少し蒸気を飛ばした方が硬い餅になります。柔らかい餅が好きならば、蒸気を飛ばさずにすぐに餅つきを始めてもかまいません。

餅がつき上がるまで、約10分はかかります。よく蒸せていないと餅に粒々が残ってしまいます。その場合は、20分以上ついた方が良い場合もあります。

餅が丸くなって、表面が滑らかになったらつき上がりです。モーターを止めないで、水を少し餅つき機の中に入れると同時に、餅を取り上げます。そうすると簡単に餅を取り出すことができます。

私はまだやったことがありませんが、濡れ軍手を使って餅を取ると、熱くなくてうまくできるようです。

木の板や大きなタライに餅取り粉(片栗粉)をたっぷり敷いておいて、その上で餅を切ったり、丸めたりします。

のし餅は、気温の低い場所に1日置いて、固まってから切り餅にします。それ以上置くと、硬くなって切ることが困難になります。

固くならない餅のつき方

餅が冷めると固く(硬く)なるものです。冷めても固くならない餅にするには、つきあがった餅をすぐに、水を張ったバケツやタライに漬けて冷やしてやります。

平たく伸ばしてやりながら、温度が下がるまで水を流し続けます。餅の温度が40度C程度に下がったら、引き上げてもう一度餅つき機でつきます。その後、切ったり丸めたりします。

餅が固くなるのは、餅が冷える時に餅から水分が蒸発して、餅の水分が減るからです。この方法で餅が固くならないのは、冷える時に餅が水中にある為に、水分が奪われないからです。

他にも、餅が冷えても固くならない方法があります。餅に砂糖を加えたり、ヨモギを加えたりしても固くなるのが違います。小麦粉を混ぜてもあまり固くなりません。普通、団子(だんご)には小麦が入っています。

餅の保存方法

ワサビやカラシを練ったものを盃などに入れて、餅と一緒の容器に入れます。蓋をしてから、冷蔵庫で保存します。

ワサビやカラシの成分がカビの発生を抑える役目をします。もし、長期間保存する場合は、冷凍庫に入れて保存してください。

餅の食べ過ぎに注意

餅は少しでも腹持ちがよくて、食べやすいものです。その為、ついつい食べ過ぎになってしまいます。そんな時には、大根おろしに餅をからませて食べると消化が良くなります。

大根のアミラーゼの成分が餅の消化を助けてくれます。でも、餅はカロリーが多いので食べ過ぎには注意しましょう。