キクメタケ、ムラサキホコリタケ
キクメタケは直径約10cmの球形をしています。茸の傘の表面がひび割れて菊目模様になるのでこの名が付きました。ムラサキホコリタケもこれによく似ています。日当たりの良い田舎の前にある芝生に生えていました。
キクメタケ、ムラサキホコリタケの特徴
科 | ホコリタケ科と思われます |
---|---|
別名 | キクメタケ、きくめたけ、菊目茸、ムラサキホコリタケ |
繁殖地 | 日当たりの良い空き地や道端に生えるキノコです。芝生に多い気がします。成長がとても速いのが特徴です。 |
大きさ | 直径10cm程度で普通の茸のように傘は開きません。太い柄の部分があります。 |
発生時期 | 夏~秋 |
キクメタケの写真
キクメタケはとても珍しいキノコだと思います。植物図鑑には載っていません。山に生えると言うより、空き地や道端に生えるようです。
我が家の前の日当たりの良い芝生に毎年生えてきます。土は硬くて水分はほとんどありません。近くの田圃のあぜ道の芝生にも同じようなのが毎年生えてきます。
キクメタケとよく似た茸にムラサキホコリタケがあります。この茸も最後には叩くと埃のような胞子を放出します。
この茸はキクメタケだと思いますが、自信はありません。毎年生えるので、また生えたらもっと観察してみたいと思います。
撮影 2009年6月、場所 小田郡矢掛町
キクメタケかムラサキホコリタケの写真1
我が家の前の日当たりの良い 芝生楽天 内に去年と同じ位置に今年はこんなのが生えてきました。
この茸はキクメタケかと思いましたが、ムラサキホコリタケかも知れません。
撮影 2010年6月27日、場所 小田郡矢掛町
キクメタケかムラサキホコリタケの写真2
次の日には、このような姿になっていました。全く違った種類の茸に見えます。
この茸も最後には叩くと埃のような胞子を放出します。色が黒く変色して、埃のような胞子を放出していました。
撮影 2010年6月28日、場所 小田郡矢掛町
キクメタケやムラサキホコリタケはとても成長が早く、全く何も無かった所に突然出現して、ぐんぐん大きくなります。1日置いただけで全く違った茸に見えることもあります。