ヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属の落葉高木)
ヤマボウシ(山法師)はミズキ科の落葉高木です。6月ごろに長い柄がある白い花(本当は花ではなく総苞)が直立して咲きます。微小な20-30個の花が球状に集まっています。9~10月頃に球状の 集合果になり、赤く熟して食べられます
ヤマボウシの特徴
学名 | Benthamidia japonica |
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別名 | ヤマボウシ、山法師、やまぼうし、山帽子、ヤマグワ、やまぐわ |
科、属 | ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木 |
分布 | 本州、九州、朝鮮半島、中国 |
樹姿 | 高さ3~8mで幹は灰褐色をしています。 |
葉の特徴 |
対生していて形は楕円形で長さは3~10cmです。 少し波打った感じになっているものもあります。 |
花の特徴 |
花のように見える大形白色の総苞は6月頃に開きます。 花は淡黄緑色で小さくて多数が球状に集合しています。 総包片は4枚で花弁のように見えます。 |
果実 |
果実は集合果で9月頃に赤く熟します。直径1~3cmで球形です。種子は直径約3mmです。 果肉はやわらかくて黄色くマンゴーのようです。甘くて食べられるそうですが私は食べたことはありません。 |
利用 | 実を採って果実酒にすることもあります。 |
花のようなヤマボウシの総苞と緑色の集合花の写真
ヤマボウシは常緑のものも栽培、販売されているようです。シンボルツリーに良いかも知れません。
微小な20~30個の花が球状に集まっています。9~10月頃に球状の 集合果楽天 になり、赤く熟して食べられます。毒々しい色で気持ち悪いので食べたことはありません。
白い花のような総苞はちょうど風車を上に向けたような形をしていて、たくさんあると壮観です。
ヤマボウシの熟した果実の写真
ヤマボウシの熟した果実です。果実は集合果で9月頃に赤く熟します。直径1~3cmで球形です。種子は直径約3mmです。
果肉はやわらかくて黄色くマンゴーのようです。甘くて食べられるそうですが見た目が毒々しくて食べたことはありません。
この木は近所の方が水田を畑にした所に植えていました。水はけが良くてもある程度水分がある場所が生育に良いようです。