庭木の剪定の方法(常緑、落葉樹の手入れの仕方)

庭木の剪定はプロに頼むのが一般的ですが、毎年だと費用も掛かります。毎日庭木を眺めていると、自分でもDIYでできそうに見えます。下手でも自己流でも剪定をしてみると、興味が湧いて段々と上手になるものです。

剪定とは

矢掛町小林の大通寺の裏庭

庭木の剪定とは、伸び過ぎた木の枝を整理(整枝)して見た目を美しくして、日当たりや風通しを良くして木を元気にすることです。つまり、木の手入れすることが剪定なのです。

伸びてしまった庭木の場合、伸びた枝先に注目しまいがちですが、剪定では枝先よりも枝元や枝そのものを切って整理することです。

この写真は、矢掛町小林の大通寺の裏庭です。木々の剪定が行き届き、よく手入れされています。

剪定がよく行き届いていると庭全体が美しく見えるので不思議です。

庭木の剪定方法

花を楽しむ木や実を適度に収穫するためにする剪定方法は個々の樹木でやり方が異なります。その他の樹木では剪定の基本のやり方は木の種類に関係なくほぼ同じです。しかし、庭園の剪定は美しく見えることを主眼にしていることもあります。

庭木を剪定するには、のこぎりや 剪定バサミ楽天 や3本足の脚立を使います。刈り込み鋏を使うこともあります。電動の刈り込み鋏(剪定バリカンとも言う)もあります。

怪我のないように安全に注意して行ないましょう。普通の脚立でもできないことはありませんが、足元がぐらつくととても危険です。

整枝、剪定の時期

一般的な落葉樹の剪定の時期は、晩秋から新芽が出る前の2〜3月頃にするようにしましょう。特に、樹木の主幹や主枝などを切る強度の剪定は、なるべく寒い冬の休眠期間中に行なってしまうのが良いでしょう。

この時期には、落葉樹や耐寒性の常緑針葉樹などでは、樹形の骨格を作る為の、整枝剪定を行なうのが良いでしょう。

常緑樹の剪定は、落葉樹とは違い、芽の伸びが一段落する6月頃と夏枝の伸びが止まる10月頃にするのが良いでしょう。針葉樹は春先と10月頃にするようにしましょう。

そうは言っても、木の種類によって剪定の時期を変えるわけにはいかない場合があります。まとめて剪定をやってしまうのなら一般的には冬の時期です。

不要な枝の整理(整枝)

剪定の基本作業は次のようにします。枯れ枝は見た目が悪く病害虫の発生源となるので全て取り除きます。徒長枝とは勢いよく飛び出すように伸びた枝で、樹形を崩すので普通は切り取ります。

立ち枝や胴吹きやヒコバエも普通は取り除きます。しかし、樹勢によっては必要となる場合もありますので、その辺は臨機応変に対応してください。

その他に、懐枝、平行枝、逆さ枝、車枝、絡み枝、重なり枝、かんぬき枝、下がり枝などと呼ばれる不要な枝も切ってしまいます。要するに風通しを良くしてやるのです。

生垣の剪定方法

樹木の先端は伸びる勢いが強いので、先端ほど強く刈り込むようにします。伸びた枝を途中で切ると、切り口から強い枝が伸びてきます。

それを毎年行なっていると、枝が太くなってきます。枝を切り揃えることだけをしていると日当たりと風通しが悪くなり病虫害が増えることになります。

このような場合は、剪定では密集した部分の不要な枝を切っていきます。枝を適度に整理(整枝)していくと、風通しが良くなって樹形も美しくなり木が元気になります。

剪定の後は必要に応じて寒肥を与えます

寒肥は、根の活動が一番低下している時期に有機質肥料を与えましょう。根にダメージを加えないように、遅くとも、根の活動が活発になる2月上旬までに済ませましょう。

肥料をやるには、牛糞堆肥や鶏糞や骨粉などを地表に撒いてやるか、木から少し離れた所に根を切らないように注意して穴を掘って中に堆肥や落ち葉などの腐葉土を入れてやります。

落ち葉を木の根元に集めているのをよく見ますが、これは、害虫駆除の観点からはあまりお勧めできません。落ち葉の中に居る害虫が、春になると木に付いたり木の中に侵入したりする可能性があります。この情報は果樹栽培をしている農家の方から聞きました。

木の根元付近は土だけにして寒風にさらす方が害虫駆除になります。冬の間は木の根元付近は綺麗にしておきましょう。