小型発動発電機の使い方とメンテナンス

農家では田畑や山林で電気を使いたいことがよくあります。例えば山林の中で木を切ったり、椎茸菌を植え付けたりするのに電動工具を使うことがあります。一般にはそのような場所には100Vの電源がありませんから、発電機があるととても便利です。

小型発動発電機の特徴

小型発動発電機(発々、ダイナモとも言う)はガソリンや軽油を燃料として、エンジンに直結した発電機(Dynamo)を回転させて電気を起こすものです。軽量で持ち運びが簡単で、騒音の小さいものが使いやすいと思います。

キャンプや屋外の作業では発電機があるととても重宝するものです。今では電気の無い生活は考えられないので、停電の時にも活躍します。一台備えておくととても便利だと思います。

発電機の各部の名称と使い方

スズキ発電機SX600R この写真は私が使っている 混合ガソリン楽天 エンジン式の発電機(スズキのSX600R)です。各部の名称は写真の通りです。小型で安価な100V600Wの機種です。

50:1の混合ガソリン燃料を入れたら燃料コックを開いてチョークレバーを引いてから、スターターでエンジンを掛けます。チョークレバーを戻して、周波数(Hz)切替えをして、暖機運転後に使います。

発電機に接続された電気製品の負荷が変化すると電圧と周波数が一定になるようにエンジンに供給されるガソリンの量が自動的に変化するようになっています。

周波数の切替えは、あまり気にすることはありませんが、小さいパワーで長く使いたい時は50Hzにして、電力が多く必要な時は60Hzにした方が良いかもしれません。エンジンの回転数が約2割違います。騒音も違います。

扱いやすさからいえば、2サイクルより4サイクルエンジンの方が使いやすいと思います。混合ガソリンを用意する必要がないし、一般的にエンジン音も4サイクルの方が静かです。

私は元々キャンプの時に使いたいので買ったのですが、真空管式の無線機を使ったアマチュア無線の屋外での移動運用(フィールドデーコンテスト等)や、田畑の農作業や林業(シイタケ菌の植え付け時のドリルでの穴開け)でもよく使いました。電器店の停電の時のレジや自動販売機にも使いました。

スズキSX600Rの主な仕様

エンジンの始動方法

長期間使用しなかった発電機でよくある故障(キャブレターと点火プラグ)

長期間使用しなかった発電機はエンジンが掛からないことがよくあります。たいていはキャブレターのメインジェットが詰まっています。

メインジェットはフロートの中央の上に付いている場合が多く、フロート部の下のカップを外したら中心部の穴を細い針金でつついてやります。他にもジェット部がありますのでそちらも詰まりがあるかどうか点検します。気化器の掃除にはキャブレタークリーナーを使うとうまくいきます。

このようなことにならないように、保管する時は混合ガソリンは全て抜いて各部に残らないようにしておきましょう。または、使い終わったら燃料コックを閉じてエンジンが止まるまで運転しましょう。

次に多い故障は、点火プラグの汚れやギャップの不良です。点火プラグを外して掃除をしてプラグのギャップ (間隔) を規定通りにします。エンジンにプラグを取付ける前に、高圧コードを点火プラグに接続して、プラグの本体をエンジンの金属部に接触させて、スターターの紐を引いて点火の火花を確認しましょう。それでも点火プラグが不具合なら新品と交換します。

発電機を使う時の注意とメンテナンス(整備)

キャンプでの意外な発電機の使い方を発見

私が家族と奈良県の山にキャンプに行った時、発電機の意外な使い方をしているのを発見しました。それは、キャンプで発電機と電気炊飯器を使って米を炊いていたのです。

飯ごうや普通の鍋でも米を炊くことはできますが、やり方がよくわからなかったのか、うまく炊くことができないと思ったのかは知りません。ともかく安直に炊飯することを考えたのでしょう。

キャンプの時くらいは下手でも飯ごう炊さんをしましょう。失敗しても良い思い出になります。