石割りと庭石への利用

石割りと庭石への利用(不要な大きな石を割って庭石に利用する)岩にドリルで穴を開けてクサビやセリ矢を打ち込んで岩を割ります。割った石をバックホーで引き剥がします。石を庭石として適度に加工して利用します。

この岩は車で庭に乗り入れた時、ちょうど邪魔になる位置にあるので、庭石にするより取ってしまった方が良いと長年思っていました。しかし大きな岩なので取る方法がわからず今までそのままとなっていました。地上の見えている部分は高さ1m程度ですが、この岩は下の埋まっている部分の方が大きいのです。

テレビで石にくさび(クサビ)を打ち込んで石を割る方法を放送していたので、これを試してみることにしました。やってみるとうまくいきましたので紹介します。(2008年8月)

岩にドリルで穴を開けて楔(くさび)を打ち込む

我が家の庭にある大きな岩これがその大きな岩(石)です。まず岩にドリルで穴を開けます。ドリルはヒルティのTE-22で、刃はヒルティのコンクリートビットです。ヒルティのコンクリートビットは石にも穴を開けることができます。

たまたまこの岩には少し割れ目が入っていたので割れ目に沿ってドリルで穴を開けました。

開けた穴にタガネのくさび(クサビ)を大型のハンマーで打ち込みます。この楔(クサビ)は100円ショップで買ったものです。

ドリルで穴を開けたり、ハンマーを使ったり、タガネで石を加工したりするには、目にゴミが入らないようにする必要があります。普通のメガネでも無いよりましですが、保護メガネを使うのが良いと思います。

岩に全くひび割れが無い場合はこのようなくさびでは無理かもしれません。このようなくさびをグラインダーで加工するか、もっと良い石割り専用の セリ矢楽天 というものを使ってください。

岩が割れたら隙間を広げて引きはがす

割れた岩をバックホーで起こしているところ 岩が割れても岩の重量が大きいのでなかなか引き剥がすことができません。くさびの幅は2〜3cm程度なので、くさびだけではそれ以上に隙間を広げることができません。

結局岩の隙間に石を詰め込んで少しずつ隙間を広げていきました。大きな鉄のバールで隙間を広げては石を詰めていきました。

隙間が10cm程度になった時、バックホー(重機、バックホウ)で一気に引きはがしました。と言うと簡単にできたように聞こえますが、実際はとても難しかったのです。

なにぶんにも石の大きさが大き過ぎます。この写真で縦2.5m、横1.8m、厚さ25cmありました。重量は2〜3トンはあると思います。

取り出した岩(石)

割って取り出した岩 縦2.5m、横1.8m、厚さ25cmの石は巨大です。このバックホー(三菱 MM20CR 機械総重量約2.2トン)では簡単に移動できません。

半分に割ってから使おうと思ったのですが、簡単には割れないので、なんとかしてこのまま使うことにしました。

石の片方だけをバックホーで引いたり押したりしながら少しずつ移動しました。

石を庭石として利用する

庭石として利用した岩

庭の石として利用するにしても、普段邪魔になってはいけないので、庭に敷いて利用することにしました。

庭の石を置く所を深さ約25cmに掘っていきます。石が大きいので、石は一度しか置くことができません。失敗したらやり直しがきかないのです。

穴の中から石を取り出すのはまず無理です。慎重に寸法を測って石を置きました。うまくできているでしょう。

石の上下位置の微調整は少しならバックホーで片側ずつ石をバケットでこねて、てこの原理で持ち上げれば可能です。持ち上げた時にこの石の下に平たい石を何箇所か叩き込みます。

石の表面の凹凸(おうとつ)は出っ張った部分をタガネではつるか、ダイヤモンドカッターに水を掛けながら1〜2cm間隔で溝を切ってタガネではつるとうまく表面をならすことができました。

このように庭に石を置いて、表面を綺麗にしておけば、この上で物を干したりすることができます。またちょっとした農作業や座って飲食をするのにも便利です。

この後、この庭には全面に芝を植えて、何年もかけて芝生の庭にしています。