地下貯蔵庫(農家の地下の利用方法)

農家の地下の利用方法(地下に芋や穀物を貯蔵する)私は電気を使わないでサツマイモや玄米の貯蔵ができないものかと思い、農業用の倉庫を建てる時に地下を利用してみました。数メートル程度の地下の温度は、年間の平均気温に近い温度になり、一年中17〜18度Cになります。

地下での芋や穀物の貯蔵

玄米のような穀物の貯蔵には昔から頑丈な土蔵を使う農家が多かったのですが、最近は穀物用の冷蔵庫(保冷庫)を使用する農家が増えてきました。また、昔から、芋の貯蔵には地下に掘った穴を使ってきました。

数メートル〜10メートル程度の地下の温度は、井戸水の温度とほぼ同じで、年間の平均気温に近い温度になるので、この辺りでは、一年中17〜18度Cになるはずです。

私は電気を全く使わないでうまく作れると思い、 農業用楽天 の倉庫を建てる時にその中に地下を利用する事を考えて地下貯蔵庫を作ってみました。

倉庫と地下貯蔵庫の断面図

地下貯蔵庫の図面 これは我が家で使っている農業用の軽量鉄骨倉庫の断面図です。

倉庫の大きさは横幅約8m奥行約6mの平屋だったのですが、途中に床を作って屋根裏を2階のように利用するようにしました。

倉庫の北側と西側の2面は最大約2m地下に埋まっています。地下に埋まっている部分の壁はコンクリートブロック製で、倉庫の北西の隅に穀物貯蔵庫を作りました。ここには米の貯蔵缶を置いて玄米を貯蔵しています。

また倉庫の床下には深さ約120cmの縦穴を掘ってコンクリートブロックで囲んで芋類の縦穴式貯蔵庫としました。

元々この場所は山の尾根だった所で、湿気は少ないので、少しくらい地下を掘っても水は出てきません。

半地下式の穀物貯蔵庫

半地下の穀物貯蔵庫の写真(玄米用) これは半地下式の穀物貯蔵庫の写真です。まだ製作途中ですが、これからこの部分をコンクリートブロックで仕切る予定です。

大きい缶は10俵缶で小さい缶は5俵缶です。米を取り出しやすいように缶を床から約50cmかさ上げしています。

現在は床の部分はコンクリートで固めてあります。建物の外側もコンクリートで固めたので、雨が降っても湿気はほとんど無くなりました。

芋類用の縦穴式地下貯蔵庫

イモ類用の地下貯蔵庫の写真

これは倉庫の床に掘った、縦横約190X110cmで深さ約120cmの芋類用の縦穴式地下貯蔵庫の製作途中の写真です。今は完成しています。)

元々この倉庫は半地下となっているし、建物の中に掘っているので、この深さでは芋は真冬でも腐ることはありません。翌年の春までは全く問題なくサツマイモを貯蔵できます。たぶん真冬でも10度C以下にはなっていないと思います。

サツマイモの周りには籾殻(スクモ)を入れて更に断熱を良くします。またこの上の蓋は厚さ約4cmの木製のツーバイフォー材で作っていますのでとても丈夫です。

このような穴を掘ったり、倉庫を建てたり、土を移動させたりするには、パワーショベル(バックホウ)が無いと到底無理です。この土は通称「ナメラ」と呼んでとても硬いのです。花崗岩が風化してできた硬い土です。

横穴式地下貯蔵庫

横穴式地下貯蔵庫の写真

これは製作途中の横穴式の地下貯蔵庫の写真です。これも私が何年もかけて少しずつ作っています。未だに完成しません。

この横穴は、横幅約230cm、奥行約190cm、高さ約180cmあります。広いと強度に問題があるので、真ん中に補強の為のコンクリート柱(20cm角)があります。

壁はコンクリートブロック製で、天井は鉄筋コンクリートで作りました。

この場所は少し湿気が多いので、将来はこの内側に更にコンクリートブロックの壁を作ってやり、壁の補強と湿気を防止する予定です。

床はもっとかさ上げして、下の周囲には排水溝を設けて、下からの湿気を予防する予定です。完成はいつになることでしょうか。