オーディオインターフェイスの特徴と使い方
パソコンでのオーディオの入出力は、マザーボードの機能だけでも使えますが、良い音にしたり、使い勝手を良くするには、オーディオインターフェイスと呼ばれる機器を使った方が良いでしょう。ベリンガーのUM2とヤマハのウェブキャスティングミキサーAG06について使い方と特徴を解説しました。
オーディオインターフェイスとは
パソコンに付けるオーディオインターフェイスとは、パソコンのオーデイオ信号入力用としての、マイクやエレキギターや音楽用キーボードなどや、オーデイオ信号出力を接続するアンプやヘッドホンやスピーカーなどとパソコンとの中継をする機器のことです。
それなら、パソコンには元々そのようなオーディオインターフェイスが付いています。でも、良いマイクやそこそこのスピーカーなどを使っているのに音の性能が良くないと感じていらっしゃることはありませんか。
そこで、ちゃんとしたオーディオインターフェイスを使うと、ノイズが減ったり、音の遅延が減ったりして、音が良くなったり、使い勝手がよくなるのを経験することがあります。
ベリンガーのオーディオインターフェイスUM2
カラオケ@DAM for Windows10(無料)というソフトを使うと、Windows10パソコンで、 カラオケ喫茶楽天 などと同じようにカラオケを歌い放題にすることができます。
この時、マイクをパソコンに直接取り付けるよりも、この写真のようなオーディオインターフェイスを間に入れると、音質が良くなったり、使い勝手が格段に良くなります。
つまり、雑音が減ったり、マイクの音量を調整したり、パソコンから出る音量を調整したりでき、アンプなどへも直接接続できるようになります。
この左端がマイク端子です。XLR/RTSコンボの端子になっています。その右がINST2と書かれたLINE入力端子です。右端がヘッドホン出力端子です。
ベリンガーのオーディオインターフェイスUM2の後面
ノイズの影響を減らす為に、マイクロホンにはこの写真のような オーディオインターフェイス楽天 BEHRINGERのUM2などを使った方が良いでしょう。
普通のダイナミックマイクやエレクトリックコンデンサマイクも接続できます。精密採点をするには、マイクの音をパソコンに入れる必要があります。
UM2の背部のUSB接続端子をパソコンに接続します。その右のスイッチはエレクトリックコンデンサマイク用の+48Vファンタム電源の入切をします。
左端のRCA出力のピンコード用の端子は、このオーディオインターフェイスを接続したパソコンからの音声の出力端子となります。マイクとパソコンからのカラオケの混合された出力が出てきます。イコライザーやアンプなどと接続します。
つまり、パソコンにこのオーディオインターフェイスを接続すると、自動的に、パソコンのマイク入力とオーデイオ出力は、このオーディオインターフェイスに接続されるのです。(パソコンのHDMI端子のオーディオ出力は自動的に無効になります)
ヤマハのウェブキャスティングミキサーAG06
この写真のヤマハのウェブキャスティングオーディオミキサーAG06は、上記のUM2よりも更に高機能のオーディオインターフェイスです。
入力が6チャンネルあり、普通のオーディオミキサーとしても使えるし、パソコンのオーディオインターフェイスとしても使えるし、ウェブキャスティングに便利なループバック機能も持っています。
また、元々簡易なエフェクト機能が付いていますが、パソコンと連動させて、アンプシミュレーターを含む高機能なエフェクト効果を使うこともできます。
私のカラオケ@DAMにはマイク入力が2つあるこの機種を使っています。また、ワイヤレスマイクからの出力も接続できるようにしています。
この機種では、ミキサーのライン出力はピンジャックではなく、モノラルの標準ジャックになっています。ピンジャックにする為にはモノラル標準プラグをピンジャックに変換するプラグアダプターを左右のチャンネルで2個使う必要があります。
ヤマハのウェブキャスティングミキサーAG06の後面
ヤマハのウェブキャスティングミキサーAG06の後面はこの写真のようになっています。
パソコンのUSB端子に接続する端子と、USBから電源だけを接続できる端子も備えています。
パソコンに接続しない使い方では、ここにDC5VだけをUSB電源などから接続すればミキサーとして使うことができます。