排水経路の追加工事と溜桝の製作

2018年夏の西日本豪雨で、山からの排水路が溢れて、土砂があちこちに堆積しました。想定外の水量なので、排水経路を自分で(DIYで)追加することにしました。無料でもらった排水パイプと市販のパイプを組み合わせて、溜桝のグレーチング工事もしました。

豪雨で排水が溢れたので排水経路を追加

豪雨で排水が溢れたので排水経路を追加している写真

2018年7月の西日本豪雨で山からの 排水楽天 が溢れたので、従来の排水経路とは別に、自分で別の排水経路を追加して、溜桝(ためます)も作る工事をしました。

この写真は、我が家の庭です。左側には裏山があり、ここが小さな谷になっています。

従来の排水経路は左の重機のバケットがある位置から、手前に約90度曲って、右下の大きな岩の手前を通るように、暗渠で排水パイプが埋め込まれています。元々、この排水経路もこの家を建設した時に自分で工事をしました。

この排水経路に加えて、そのまま真っすぐに写真の右側の道路にある幅30cmの側溝に向けて暗渠パイプで工事をすることにしました。重機のバケットがある付近には、溜桝とグレーチングの蓋を設置します。

2020年2月

追加した排水経路に沿って重機で溝を掘る

追加した排水経路に沿って重機で溝を掘る

この写真が我が家の庭に掘った新たな排水パイプを設置する為の溝長さ約10m、深さ約60cmから80cmです。手前には、幅30cmの側溝が道路に沿ってあります。

側溝の横にパイプを通す穴をBOSCHの破つりハンマーで開けました。元々この道路側の側溝は家を建てる時には無かったものです。後で自費で追加しました。

掘ってみると、途中に、庭の真ん中にある大岩の延長と思われる岩が出現しました。重機(バックホウ)で動かそうとしても、全く動きそうにありません。

これは、どうしても邪魔になる位置なので、 ハツリ機楽天 で削り取ることにしました。

排水経路の途中の大きな岩を電動ハツリ機で削り取る

排水経路の途中の大きな岩をハツリ機で削り取る

この写真が排水溝の中の邪魔になる岩です。この岩の半分程を電動ハツリ機で削り取ります。

これは、BOSCHの破つりハンマーGSH5 Professionalです。私はこれを中古で入手して使っています。やはり、破つり専用機はハンマードリルに比べてパワーが違います。シャンクタイプはBOSCHの特許のSDS-maxというワンタッチで交換可能なものです。

少しずつ岩をシャンクで削っていきます。時間は掛かりますが確実に岩は小さくなっていきます。1時間程の作業で、とりあえず排水パイプの設置はできそうになりました。

パイプの深さは少なくても地上から60cm程度は確保したいところです。

排水暗渠に3本のパイプを配置しました

排水暗渠に3本のパイプを配置

この写真のパイプは何故3本あるかと言うと、細い2本は直径約10cmの中古の排水パイプです。これは近所の方から無料で頂いたものです。

できるだけ安くあげたいので、中古の物を活用することにしました。

細い2本のパイプだけでは排水能力が足りないので、真ん中の直径が約15cmのVU150を購入して追加しました。これより太いパイプはホームセンターでは在庫していませんでした。

パイプの長さは4m2本と1m1本を繋いで、約9mあります。流石に、VU150の4mパイプ2本は大きくて重く、ホームセンターの軽トラックを借りて運びました。

ちょうど、パイプのつなぎ目部分の辺りに岩があるのがわかりますか。ここが窮屈そうで、曲がっていますが、仕方がありません。また、太いパイプは接続点で少し曲げることができるので好都合です。

この後、この溝は土で埋め戻しました。その上に元々あった芝を張りました。

ブロックで溜桝を作る

ブロックで溜桝を作る

この写真は、新たに設置した溜桝部分の上のコンクリートを打った次の日のものです。写真の右側から、暗渠を通って谷の水が流れて来ます。そして、右上に見えるパイプが、従来の排水経路です。

この写真の左に見える3つのパイプが、今回追加した、庭の中を真っ直ぐに横切る排水パイプです。

ブロックは全部で4段に積んでいます。深さは約80cm以上になります。下から2段目に排水パイプを設置しています。1番下の段に土砂などが一時的に堆積します。

ここの地上は、坂になっているので、グレーチングは傾斜を付けて設置しなければなりません。最後のコンクリート打ちの型枠を木で作りましたが、外側のコンクリート枠は簡単に工事する為にダンボール紙を使っています。

溜桝にグレーチングで蓋をする

溜桝にグレーチングで蓋をする

鉄製の蓋(ふた)は、市販の丈夫な亜鉛ドブ漬けのグレーチングです。大きさは50cmX100cmです。この大きさだと、溜桝の大きさが、約40cmX100cmになります。

溜桝の幅が約40cm以上あると、桝の中に人が入って作業ができる大きさとなります。これより小さいと中に入っての作業が困難となります。

とても、出来栄えも良く、うまく工事ができたと思います。