籾摺機の動力をモーターに改造する
籾摺機の動力をガソリンエンジンから単相200V1.9kWのモーターに改造しました。交流モーターの場合、回転数が安定しているので、とても使い易い籾摺機になりました。今まで3人でしていた作業が2人でできるようになりました。
籾摺機のエンジンを単相モーターに交換する
私の使っている籾摺機は、2.5インチの籾摺ロールが付いたガソリンエンジン動力のヤンマーのロータリーハラーです。
これを今回入手した1.9kWの単相200V モーター楽天 に交換しました。元々このモーターは井関(イセキ)のロータリーハラーに付いていたものです。
プーリーもイセキの籾摺機に付いていました。そのまま、交換します。
この写真のモーターの所にはガソリンエンジンが付いていました。ベルトもそのまま使います。
プーリーを調整して籾摺り軸の回転数を1200RPMにする
実際にモーターを回転させて、籾摺り軸の回転数を1200RPMになるように、プーリーに掛かるベルトの位置を調節します。
モーター側と主軸側にはそれぞれ、約2割の速度調整ができるようなプーリーが付いていました。
もし、回転方向が逆ならモーターの結線を逆回転になるように変更します。
ガソリンエンジンでは、エンジンの回転数の調節が必要ですが、モーターでは周波数が一定なのでその必要がありません。その分、籾摺り作業に集中できるので作業性がとても良くなります。
モーターブレーカー兼スイッチを取り付ける
モーターに付いていた、モーターブレーカーもそのまま、この籾摺機に取り付けます。
取り付け板毎、古い籾摺機から外して適当な所に移動します。
このモーターは1.9kWですが、モーターブレーカーは1kWと表示されていました。
このモーターブレーカーは、元々このモーター用なのでこのままで問題は無いのでしょう。
単相200V20Aコンセント用に電源プラグを交換する
電源プラグは単相200V15A用だったので、コンセントに合わせて、200V20A用でアース付きのものに交換しました。コンセント側に余裕があるのは良い事です。
使ってみた結果は上々で、モーターの回転数がエンジンに比べて安定しているので、安心して籾摺り作業に専念できるのが良いと思いました。
今までは三人が必要だったのに、妻と二人だけで籾摺り作業ができるようになりました。