パソコンのカラオケDAMを使い家庭で歌い放題
カラオケ喫茶に行かなくても家庭でカラオケが出来たら便利だと思いませんか。私はWindows10パソコンで、カラオケ@DAM for Windows10というソフトを使って、カラオケ装置を自宅の居間に設置してみました。HDMIからのAV変換器やUSBマイクやアンプやスピーカーやUSB録画装置なども設置しました。
パソコンにカラオケDAMソフトを入れる
カラオケ@DAM for Windows10(無料)というソフトを使うと、Windows10パソコンで、 カラオケ喫茶楽天 などと同じようにカラオケを歌い放題にすることができます。但し、毎月1,000円(税別)を払って第一興商と契約する必要があります。
他の条件として、下記のようにパソコンはある程度高機能のものが必要です。また、インターネット回線の下り速度が3Mbps以上必要です。
パソコンの主な条件は次の通りです。私は、マイクロソフトのSurface Pro2(Intel HD Graphics 4400 を搭載した第4世代Core i5 プロセッサ)を使っています。
プロセッサ:Intel Core i3 2GHz以上または同等のプロセッサ
実装メモリ(RAM):2GB以上、システムの種類:64bitオペレーティングシステム
ハードディスク空き容量:500MB以上、グラフィックボード:Intel HD graphics4000以上
再生/録音デバイスサンプルレート:44100Hzまたは48000Hz対応
特に気をつけることは、インターネットの回線速度です。できるだけ速い速度にしてください。私は光回線にしています。
通常はこれでもまず問題はありませんが、夜の8時頃になると急激に速度が落ちることがあります。そうなると、映像と音声が途切れて使い物になりません。その為、私はIIJの IPv4 Over IPv6 という接続にして更に光回線の速度を上げています。
選曲やキーコントロールなどは全てパソコンで行います。選曲にはキーボードがあった方がひらがな検索ができて使いやすいと思います。また、テレビのカラオケ番組などでも見るDAMの精密採点もできるようになっています。
マイクにはUSBマイクを使う
ノイズの影響を減らす為に、マイクロホンにはこの写真のような USBマイク楽天 を使った方が良いでしょう。
私はソニーのエレクトレットコンデンサーマイクECM-PCV80Uを使っていたこともあります。
USBマイクではない、普通のダイナミックマイクやエレクトリックコンデンサマイクも別のパソコンで使ってみましたが、特に問題はありませんでした。
このSurface Pro2にはマイク端子が無いのでUSBマイクを使うしかありません。
精密採点をするには、マイクの音をパソコンに入れる必要があります。
USBマイクの代わりに、USB接続のオーディオインターフェイス(ベリンガーのUM2)などや、ウエブキャスティングミキサー(ヤマハのAG06)などを使っても良いと思います。この場合は、パソコンからのオーディオ出力もそちらに自動的に変更されます。私はヤマハのAG06を使っています。
本格的な音を出すにはHDMI信号をAV変換する
パソコンの音声だけでも使えないことはありませんが、やはり、本格的にカラオケをするなら、アンプとスピーカーを使って音を出したいものです。
その為には、この写真のようなHDMI2AVという、パソコン出力のHDMI信号をビデオ信号と音声信号に変換する装置が必要となります。
この写真で、左からパソコンからのHDMI信号を入れて、右側から変換したビデオ信号と音声信号を取り出します。
ビデオ信号はテレビのビデオ端子に、音声信号はオーディオアンプやAVセレクターなどに接続します。
もちろん、このような変換器を使わずに長いHDMIケーブルでHDMI信号を直接大形のテレビに接続しても良いと思います。
私はヤマハウエブキャスティングミキサー(ヤマハのAG06)を使っていますので、今は音声はAG06からの出力をアンプに入れています。
オーディオアンプなどを使って本格的な音を出す
カラオケ喫茶のような音を出すには、やはり、この写真のようなオーディオアンプに接続する必要があります。
私は中古でもらったアンプにウエブキャスティングミキサー(ヤマハのAG06)のオーディオ出力をつないでいます。ついでに、AVセレクターとDVDプレーヤーとワイヤレスマイク装置と オーディオミキサー楽天 を接続しました。
これにキーコントローラーも接続すれば、CDやDVDでもキーコントロールができるようになります。
後は好きなように様々なオーディオ機器を接続して楽しんでください。
スピーカーも適度に良い物を使う
せっかくなので、スピーカーもBOSEの301Vの中古のペアを購入して、居間の天井に吊り下げ金具を使って取付けました。天井は強固な木などのある所に金具を取付けてください。
許容入力75Wなので、音が割れることはまずありません。家庭用としては十分過ぎる音量と音質です。
配線は、カーテンレールやエアコンの後ろなどにできるだけ隠して通してあります。
映像と音声をキャプチャーしてUSB録画する
この写真のようなビデオキャプチャー装置を使えば、映像信号と音声信号をキャプチャーする事によって、パソコン無しでUSBメモリーなどに録画することが可能になります。
この写真の手前の端子にUSBメモリーかUSBハードディスクを接続すれば、mp4ファイルで録画できるのです。
この写真では、入力にAV端子を使っていますが、HDMI端子を使えば更に高画質で録画できます。
これを使えば、オリジナルDVDを作ることも可能です。また、デジタル録音のできる音声レコーダー(ICレコーダー)を接続してmp3録音すれば、オリジナルCDを作ることも可能です。但し著作権には違反しないように注意してください。