フクロウの石像を庭に設置して改造する

インターネットで購入した中国製のフクロウの石像を、我が家の庭にDIYで作った岩のテーブルの端に工夫して設置してみました。また、石像がフクロウらしく見えないので、目とクチバシを大きく改造してみました。素人が作ったとは思えないような出来栄えだと思います。



石像の下に穴を開けて鉄筋をモルタルに埋め込む

ふくろうの石像の下に穴を開けて鉄筋をモルタルに埋め込んだ写真

この写真はインターネットで買ったフクロウの石像(中国製のサビ石、花崗岩の一種)を、庭に作った岩のテーブルに取り付けようとしているところです。

まず、買った梟(ふくろう)の石像(高さ約30cm)の底のほぼ中央に、楕円形状の穴を ハンマードリル楽天 などで開けます。

ドリルビットはΦ12mm程度のコンクリート用の物を使って、深さ10cm程度に穴を開けます。

穴はわざと楕円形状又は複雑な形にします。その理由は石像を回転させても回らないようにする為です。円形だと容易に石像が回転してしまいます。

その後、Φ10mmの鉄筋(長さ約18cm)を、この穴に入れてモルタルを詰めて固めて約2日間置きます。

この写真のように石のテーブル側にも、同様に、楕円形状の穴(深さ約10cm)又は少し変形の穴を開けます。石像側はモルタルが付きやすいように水で濡らしておきます。

石のテーブルにも穴を開けてモルタルを詰める

石のテーブル側にも穴を開けてモルタルを詰める

この石のテーブル側に開けた穴にモルタルを詰めます。このモルタルを作る時、砂をふるいにかけて、大きめの砂は取り除いておきます。また、砂対セメントの比率を2対1位にセメントを多めにして、鉄筋が錆びるのを防止します。

石像と庭石の間のモルタルは、厚みが約5mmになるように均平にします。

テーブル側の穴の中に鉄筋を差し込みます。石像を上から押さえつけてモルタルが均一になるようにします。はみ出たモルタルは適度に整形します。

この時、石像の向きを向けたい方向になるようにします。後で簡単に変更ができないので、よく考えてから設置する方向を決めます。

設置してから約2日間は動かさないようにそっとしておきます。時々、水を掛けてモルタルが乾かないようにします。

石のテーブルにふくろうの石像を設置しました

石のテーブルにフクロウの石像を設置する

この写真のように フクロウ楽天 の石像を岩のテーブルの隅に設置が完了しました。石像が外れたり、盗まれたりしないように石のテーブルと強固に鉄筋で接続されています。

ふくろうの石像は庭からほぼ真南の道路側を監視しているように設置しました。

この石のフクロウは、目が小さくてクチバシも小さいので、フクロウには見えず、小型の柴犬のようだとのことです。とぼけたような表情で良いのですがね。

フクロウの石像を改造する

フクロウの石像を改造する

このフクロウの石像がフクロウらしくないとの事なので、少し改造することにしました。

この写真が、改造後のものです。写真で見る通り、目を大きくして、クチバシも大きくしているのがわかりますか。

目は、ブロンズ色のカーポートの切れ端のアルミニウムの板で作りました。クチバシは、黒っぽい色の石を高梁川から拾って来て、ダイヤモンドカッターで切ったり砥石で削って作りました。

目とクチバシの石像への取り付けは、モルタル色のエポキシ樹脂を使いました。とても強固に接着できました。

どうです。ずいぶん、梟(ふくろう)らしくなったでしょう。我が家の縁起の良い守り神やマスコットのようです。

フクロウは「不苦労」とか「福老」とか「福朗」とか言って縁起の良い物です。また、フクロウは首がよく回るので金運が良いとの意味もあります。フクロウは夜行性の鳥なので、夜目が効き、見通しが良いとか、情報に精通しているとかの意味もあるようです。