カリンジャムの作り方と加工のコツ
カリンの実は硬くて渋いので、実を収穫しないで放置される方が多いようです。カリンの実を加工する前に一度茹でることで、実を簡単に包丁で切ることができます。その後、これをジャムに加工すると、簡単に美味しく、大量に作ることができます。
まず、カリンを茹でる
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カリンは硬くて渋くて酸っぱくて美味しくないと思っていませんか。木に成ったまま収穫しないで放置されているのをよく目にします。
カリンは生のままではとても硬いので、普通の 包丁楽天 で簡単に切ることができません。
無理に切ろうとすると怪我をすることがありますので注意してください。カリンジャムを作るには、まずカリンを生のまま鍋に水を入れてから茹でてください。
茹であがると、カリンの実は包丁で簡単に切ることができます。カリンジャムを作るにはまず茹でることが加工のコツです。
カリンを小さく切る(種と皮は別にします)
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茹でたカリンは包丁で切って、皮と種と実の部分に分けます。実の部分はこの写真の大きさ程度に小さく切ります。
皮と種は一緒にして茹でて、その茹で汁とカリンの実をジャムに使います。絞った種と皮は捨てて堆肥にでもしてください。
切ったカリンとカリンの茹で汁を煮詰めてジャムにする
皮と種を茹でた後の茹で汁とカリンの実を鍋に一緒に入れて煮詰めます。焦がさないように、また、実の部分ができるだけ潰れるようによく混ぜてやります。
煮詰めていくと、カリンの実がジャムらしく赤くなってきます。お好みの量の砂糖を加えて、ジャムとして適度な粘さになるまで更に煮詰めます。
味の点で茹で汁だけをジャムに使う方もいらっしゃるようですが、カリンの実を利用しないのは、もったいないと思います。是非とも、実の部分も利用してジャムにしてください。梨のような食感になり大量に作れます。砂糖も多く必要となりますが。
カリンジャムのでき上がり
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煮詰め終わったら、保存する広口ビンなどを熱湯消毒してください。その後、この写真のように熱いままビンなどに詰めて、冷えてから冷蔵庫で保存します。
硬くて渋くて美味しくないと思われていたカリンをジャムにすることで活用することができますよ。簡単にたくさん作ることができます。お勧めします。