天井収納用はしごユニットの改造
天井裏を収納に活用して、天井収納用はしごユニットを設置しましたが、屋根裏からこの梯子ユニットを開閉することができません。そこでこれを簡単に改造して屋根裏から、はしごユニットを開閉できるようにしてみました。
改造前の不満
最初にこのはしごユニットを取り付けた時、2人が天井裏(小屋裏)に上がって、上から取付けました。そして降りようと思ったが、降りることができませんでした。はしごユニットのフタが開かないのです。
説明書にはそのようなことはどこにも書かれていません。階下に人が居たから良かったものの、誰も居なかったらどうなっていたでしょうか。
また、これを取り付けた後で、天井裏に人が居るのに閉めてしまうことがあるかも知れないとも思いました。やはり、安全の為には、上からも開けられるようにすべきだと思いました。
はしごユニットの改造と使用方法(天井裏から見た写真)
天井収納用ハシゴユニットはパナソニックのCW1816-14E(8型3段折りたたみ式木製)です。
この写真は、改造した天井収納用 はしごユニット楽天 のパンチ錠とラッチ部分です。この写真のパンチ錠のすぐ右に直径約5mmの穴を写真のように板に対して約45度の角度で開けます。
この下の写真で見るとわかるように、この下にパンチ錠のハンドルの金属部分がありますので、これを傷付けないように慎重にドリルで穴を開けます。この時、下側のプラスチック製のカバーを外しておいた方が良いでしょう。
はしごユニットの改造と使用方法(屋内側から見た写真)
この写真が改造した天井収納用はしごユニットのパンチ錠とラッチ部分を下から見たものです。
上から挿入したドライバーの先がラッチハンドルを押しているのがわかります。この写真ではプラスドライバーを使用していますが、実際は先が尖っていなくて、平たいものの方が良いでしょう。
上からラッチハンドルをドライバーで押すと、ラッチが外れて、はしごユニットを下へ開くことができます。この時、急に開いて下に落ちないように、はしごユニットを片手で支えておきます。
改造のメリット
このように、はしごユニットを改造しておくと、不注意で上から閉めてしまった時とか、知らないうちに誰かに下から閉められた時に、天井裏から脱出することができます。
この改造をしていないと、大きな声で助けを呼ぶか、天井裏で下に人が来るのを待つしかありません。
自分で(DIYで)改造する場合の注意事項
- 天井収納用はしごユニットは基本的には改造してはいけません。改造する場合は自己責任でお願いします。
- 改造しても、近くに金属の棒やドライバーのようなものが無いと開けることができません。屋根裏の所定の位置にドライバー等を置いといてください。
- はしごユニットのフタを上から開けても、はしごをスムーズに下に下ろすには、ひと工夫が必要です。梯子に紐やロープを結んでおいてうまく上下させるようにした方が良いでしょう。
- 開ける方法がわかっていても、更に安全を確保する為に、天井裏に人が居る時には、はしごユニットを下から勝手に閉めてしまわないようにしましょう。
- 梯子を収納した時、はしごユニットの上には絶対に乗らないようにしましょう。