屋根裏照明にパイロットランプ追加
屋根裏(天井裏)物置の照明は便利ですが、時には照明器具のスイッチを切り忘れることがあります。切り忘れた時は次に屋根裏に入るまでは点灯したままとなり、電気の無駄使いとなります。そこで、消灯忘れを防止するパイロットランプを天井に取り付けてみました。
屋根裏照明のパイロットランプ(ハシゴを降ろした状態)
この写真が屋根裏収納庫の照明器具用のパイロットランプを天井の下側に取り付けたものです。これは屋根裏ハシゴを降ろした状態で、屋根裏との間の扉を閉めた時のものです。
このようにしておけば、もし、屋根裏の照明器具のスイッチを切り忘れても、照明器具が点灯しているのか消灯しているのかを階下から簡単に確認することができます。
この場合の屋根裏物置の照明器具のスイッチは屋根裏に上ったすぐの所にあります。
屋根裏照明のパイロットランプ(ハシゴを収納した状態)
この写真は屋根裏照明のパイロットランプ部分を拡大したものです。屋根裏ハシゴは収納した状態です。
パイロットランプは100円ショップで買った消費電力が0.5WのLEDランプです。それを、ホームセンターで買ったソケット部がE12用のレセプタクルに取り付けています。
配線は屋根裏の照明器具に並列にしてあります。屋根裏配線なのでΦ1.6mmのVVFケーブルで簡単に接続できます。
屋根裏照明のパイロットランプを追加するメリット
- 何といっても回路が簡単なので、電気工事も簡単だし、費用もあまり掛かりません。
- パイロットランプはLEDランプなので消費電力は0.5Wとごくわずかです。
- 階下から見ても小さいLEDランプだけなので、特に違和感がありません。
この方法の応用
トイレの照明や離れた場所や見えない場所の照明の点灯/消灯確認にも応用できる場合がありますので、下記のパイロットランプ付きのスイッチの場合と比べてみて簡単な方法を採用してください。
屋根裏照明のスイッチにパイロットランプ付を使う場合
同様な、点灯/消灯確認を別の方法で行なう場合は、屋根裏照明のスイッチにパイロットランプ付(点灯時に光る)の物を使うこともできます。この場合はスイッチが階下にも必要で、 3路スイッチ楽天 にする必要があります。
そうすると、配線に3本線のVVFケーブルが必要で回路が複雑になるし、パイロットランプ付きの3路スイッチが1個と普通の3路スイッチが1個必要になります。
ランプ付きのスイッチには消灯時に光る「ホタルスイッチ」もありますので間違わないようにしてください。
配線する場合の注意事項
このように簡単な配線でも、この工事には第二種電気工事士以上の資格が必要です。資格の無い人は素人工事をしないようにしましょう。
また、入手が容易だからと、ビニルコードでは絶対に接続しないようにしましょう。火災の原因になります。