金柑の甘露煮の作り方
金柑はビタミンCやEやヘスペリジンなどを効率良く摂ることができ成人病や生活習慣病の予防効果が高い食品です。金柑の甘露煮は皮ごと食べるので美味しく栄養を補給することができます。キンカンの渋みを抜いて甘露煮をうまく作るレシピを試してみました。
金柑の特徴と栄養
金柑(キンカン)は、ミカン科キンカン属の常緑低木で栽培が簡単なので、手軽な果樹として栽培が盛んです。
一般的に柑橘類の皮にはビタミンCが多く含まれています。普通、金柑は皮ごと食べるので、ビタミンCを上手に摂ることができます。
金柑の皮に含まれるヘスペリジンは成人病や生活習慣病の予防効果が高く、皮と一緒に食べるキンカンはこのヘスペリジンを効果的に摂取することができる果物です。
ビタミンEもたくさん含まれている金柑は古くから咳止めやのどの痛みを抑える薬として知られてきました。
金柑の甘露煮(甘煮)の作り方(レシピ)
次のように、金柑を洗ってから、一度煮て、水に晒して、砂糖を加えてもう一度煮ます。簡単に作ることができるので多めに作ってみました。
金柑を煮る
キンカンは水洗いをしてからへたを取っておきます。包丁で表面に切れ目を入れておくとよく火が通り、渋みもよく抜けます。
多めの水で約3分間キンカンを煮ます。次に、渋みを抜くために水を張った鍋などに約1時間漬けておきます。
砂糖を計量する
砂糖はキンカンの重量の約半分の量を使うのが目安です。 キッチンスケール楽天 (秤、量り)で計量してください。
好みに応じて砂糖の量は加減してください。長期間の保存には砂糖は多めの方が良いでしょう。
甘いのが嫌いな人や糖尿病などが心配な人は砂糖を少なめにしてください。我が家は砂糖は少なめにして早めに食べます。
砂糖と共に煮る
適度な大きさの鍋にキンカンを入れて、ちょうど漬かるくらいの水を入れてから砂糖を加えます。弱火でしばらくの間煮ます。皮が柔らかくなって煮汁が減ってきたらでき上がりです。
金柑の甘露煮を作るコツ
キンカンに切れ目を多めに入れるのがコツで、キンカンの中まで柔らかくすることができます。子供などは渋みを嫌がるので、最初に煮た後でアクや渋みを取る目的で冷水に一時間ほど漬けるのがコツです。