ヨーグルトの特徴や効能
ヨーグルトは食品としてとても優れた効果があります。でも、食品なので、薬のように効能を商品に書くことができません。個人がホームページで効能を知らせるのは問題ありません。健康に良い食品なので毎日食べたいものです。
ヨーグルトとは
ヨーグルトとは、牛乳などの乳に乳酸菌を混ぜ合わせて発酵させて製品化したものです。牛乳が飲めない人(乳糖不耐症の人)がヨーグルトを摂取しても、乳糖が減っているので、おなかをこわすことが少ないのです。
ヨーグルトには 整腸作用楽天 があって、これはビフィズス菌などの乳酸菌によるものです。ヨーグルトを食べると腸内の乳酸菌が増えて悪玉菌の増殖を抑えます。
乳酸菌は便の量を増やしたり腸を刺激したりしています。腸のぜん動運動を助ける酸をも作っています。ヨーグルトは下痢にも便秘にも良く、文字通りの整腸作用があるのです。
ヨーグルトの様々な効能、効果
市販のプレーンヨーグルトの中には、「特定保健用食品」とか「トクホ」と表示されているものがあります。 トクホというのはその食品の効能や効果を特別に表示することを厚生労働省が認可した食品なのです。
つまり、ヨーグルトでは、便秘や下痢を改善する効果が公式に認められているということです。食べて悪いことはあまりないと考えられます。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は腸には定着しにくく主に腸をす通りしてしまいます。この為、その効果を持続させるには、ヨーグルトは毎日食べる必要があります。
整腸作用
ヨーグルトは長寿として有名なブルガリアで食べられていたことから注目された食品です。その後、ヨーグルトは整腸作用があることから健康食品として定着してきています。
コレステロールや血圧を下げる効果
ヨーグルトには元々、コレステロールや血圧を下げる効果もあり、生活習慣病や脂質異常症の予防に役立っています。
ピロリ菌の増殖を抑える効果
明治乳業などが発見したLG21は胃酸の強い胃の中でも働き、ピロリ菌を直接攻撃できる菌です。胃の調子が良くない人はぜひ試してみてください。LG21菌は「アスナロネット」の健康に関するページでも詳しく解説しています。
市販されているLG21ヨーグルトは乳酸菌の一種の「LG21」(ラクトバチルス族・ガッセリー21菌)とブルガリア菌とサーモフィラス菌の混合されたものです。
ブルガリア菌とサーモフィラス菌は通性嫌気性(酸素があってもなくても増殖可能)ですが、LG21ガッセリー菌は偏性嫌気性と言って酸素のある環境では増殖しにくいものです。でも、ヨーグルトメーカーで作ることができます。
内臓脂肪を減少させる効果
ガセリ菌SP株のヨーグルトは、メタボに効果があるようです。肥満者が毎日200gのヨーグルトを3ヶ月食べたら、内臓脂肪が減少する効果があったようです。
この菌は腸内に長く留まり、腸のぜん動運動を活発にして、老廃物を排出してくれる為と考えられています。内臓脂肪だけでなく、皮下脂肪も減少する効果があるようです。この情報はNHKで放送されていました。
メタボに効果があるガセリ菌SP株の入ったヨーグルトは、「ナチュレ恵」という商品名で雪印乳業から市販されています。
免疫力を高める効果(インフルエンザ予防)
元々、ヨーグルトは、免疫力を高める効果がありますが、特にR-1乳酸菌のヨーグルトは、その力が強力なようです。 実験で多くの子供のインフルエンザ予防に効果があったとNHKで放送されていました。
1073R-1という乳酸菌は、ブルガリア菌の中から見つけられたヨーグルト菌で、このR-1乳酸菌が作り出すEPSという多糖体が、マクロファージを介して、腸内のナチュラルキラー細胞を活性化してインフルエンザウイルスを撃退するようです。インフルエンザの予防効果があるという画期的なものだそうです。
R-1乳酸菌の入ったヨーグルトは明治乳業から発売されています。赤いパッケージに大きくR-1と書いてあります。とても人気が高くいつも品切れ状態です。
皮膚の改善効果
球菌のサーモフィラス菌の中でもLB81という乳酸菌は乾燥肌が改善され、肌の弾力性が良くなるそうです。
ヨーグルト自体に ビタミンが豊富なので便秘解消に効果があるようで、老廃物を体内から出すことで皮膚の改善に効果があるそうです。
この効果があるヨーグルトとしては、「明治ブルガリアヨーグルトLB81」として明治乳業から市販されています。
アレルギー症状の緩和
ビフィズス菌BB536は、特に花粉症の症状を緩和する効果があります。ヨーグルトは、元々アレルギーの症状改善に効果がありますが、特にビフィズス菌のBB536は、花粉症の症状を緩和する効果があると放送していました。