日本ミツバチの糞に注意
日本ミツバチを住宅の近くで飼育していると、ベランダや洗濯物などに蜜蜂が糞をすることがあります。これは、近隣の家にも迷惑が掛かるので特に注意が必要です。わざわざ出かけて行って目立つ所に糞を付着させるので困ったものです。
日本ミツバチの糞の写真(ベランダなど)
住宅の近くで日本ミツバチを飼っていると、この写真のような ベランダ楽天 などの目立つ所に茶色や黄土色のような糞のようなものが付着していることがあります。これは日本蜜蜂の糞です。
私は今までは山で日本蜜蜂を飼育していたのですが、一群の巣箱だけを家の前庭に移動させたことがあります。そうすると、二階のベランダのテラス屋根の支柱(直径約50mmの単管)に見慣れない糞のようなものが付着しているのを発見しました。
最初は何の糞かわからなかったのですが、巣箱の近くにも同じようなのがあったので、日本ミツバチの糞だとわかりました。
日本ミツバチの糞の写真(時間が経過したもの)
この写真は、日本ミツバチがベランダの単管に糞をしてから約1年が経過したものです。カビのようなものが生えて黒く変色しています。
この場所は巣箱から約10m離れています。わざわざ遠くまで飛んで来て特定の場所に糞をしているようです。何のためにこんな事をするのか私には想像できません。
タヌキが同じ所に糞をする習性がありますが、これと似たようなものでしょうか。
私は田舎に住んでいるので、近くには他人の家が無いので問題はありませんが、都会で日本ミツバチを飼う場合は注意が必要です。隣り近所とトラブルになる可能性があります。
日本ミツバチの糞の写真(巣箱の巣門)
秋になって日本ミツバチの巣箱の巣門に、ステップゲートと呼ばれるオオスズメバチ対策のゲートを取り付けました。
そうすると、取り付けてから約1ヶ月後には、この写真のように日本ミツバチが糞をするようになりました。
秋になって巣門の近くに糞をするのは、ニホンミツバチがオオスズメバチに対して匂いかく乱戦法「ウンコ作戦」をするからだとのスロー人さんからの情報があります。
とにかく、私には理由はわかりませんが、蜜蜂が巣門の近くに糞を付けることは確実です。
山でだけ日本蜜蜂を飼っている場合は、近くに住宅があっても住宅の近くに糞をすることは無いようです。この理由もよくわかりません。
都会で日本ミツバチを飼う時の注意
都会の住宅の近くで日本ミツバチを飼う時は注意が必要です。他人の家のベランダなどや洗濯物などに蜂が糞をするからです。近隣の方とトラブルにならないようにするのは難しいかも知れません。
どうしても都会で日本ミツバチを飼いたい人は、近所の方にハチミツをおすそ分けするなどの対策が必要だと思います。事前にトラブルのないように仲良くなっておくのも必要かも知れません。