西洋ミツバチの採蜜方法(蜜の絞り方)

西洋蜜蜂を2016年4月頃から飼い始めて、その年にはラングストロス式又は、ホフマン式巣箱に移し変えました。これは巣枠式なので遠心分離機を使って蜂蜜を絞ることになりました。西洋ミツバチの採蜜方法について説明しています。



西洋ミツバチの巣箱から蜜の入った巣枠を持ち帰ります

西洋ミツバチの巣箱から蜜の入った巣枠を持ち帰ります

西洋ミツバチを飼育するにはラングストロス式又は、ホフマン式の巣箱なので、巣枠に巣を作らせます。巣枠を巣箱から取り出して、巣枠からミツバチを落として、巣枠だけを家に持ち帰ります。

まず空きの巣箱を 一輪車楽天 に載せて蜂場に行きます。燻煙器も忘れないようにします。ミツバチに刺されると痛いので、面布などの完全武装で行ってください。

巣箱の中を点検して、蜜が多く溜まっている巣枠だけを一輪車(ネコ車)に載せて持ち帰ります。

西洋ミツバチは日本ミツバチと違って、蜂は巣から離れようとしません。巣枠を振ったり、息を吹きかけたりして蜂を巣枠から離れさせます。

遠心分離機を用意します

遠心分離機を用意します

遠心分離機を倉庫から出して、内部をよく水で洗います仕舞う前に洗っていてもゴミや虫などが入っていることがありますのでよく洗ってください。

上の蓋を空けておいてしばらくそのままで乾燥させます。ハンドルを回してスムーズに回転するか確認します。

この 遠心分離機楽天 は巣枠を3枚同時に入れて採蜜できるものなのでかなり大きいです。

これは、インターネットで購入しました。確か中国製だったと思います。機械部分を除いてほぼステンレス製です。立派な物ですが思ったよりも安価でした。

巣枠の中で蜜に蓋をされているのをナイフで取り除く

巣枠の中で蜜に蓋をされているのをナイフで取り除く

巣枠の中をよく見ると、蓋掛けされて蜜の濃縮が完了したものと、未だ蓋掛けされていなくて蜜が光って見える巣があります。

この蓋があると、遠心分離機では採蜜できないので、蓋掛けされた物を外してやる必要があります。

これには、よく切れる幅の狭いナイフが最適です。よく切れるナイフでも、蓋がナイフに付くと途端に切れ味が落ちてしまいます。

この場合は、ナイフを予め湯などで温めておくと良いようです。

遠心分離機を回転させて採蜜します

遠心分離機を回転させて採蜜します

遠心分離機に巣枠を3枚セットして、ハンドルを回して採蜜します。

初めはゆっくりと回して、次第に回転を上げていきます。あまり回転を上げると巣が壊れてしまいますので、よく見ながら適度な回転速度にします。

片方の側を採蜜したら、巣枠を1枚ずつ裏返して反対側を採蜜します。

蜂蜜の取り出しは下の取り出し口を開けてハチミツ濾過装置に入れます。