大型パイプ車庫の基礎(パイプガレージにブロックで基礎をする)
農機具や車を保管する目的でパイプ車庫を建てましたが、車庫の下側に隙間があるのと、その隙間から水が侵入するので、コンクリートブロックで基礎をすることにしました。基礎をすると見栄えも良いし、天幕の押さえにも効果があります。また、パイプが腐食するのを防ぐことができます。
パイプ車庫のパイプの腐食問題
パイプ車庫は簡単に設置できて良いのですが、パイプを直接土に埋めているので、パイプが腐食し易くて車庫が長持ちしません。この為、土に直接埋めているパイプをコンクリートで固めてやると、コンクリートのアルカリ性分で鉄が腐食しにくくなります。
パイプ車庫が完成してから基礎を追加
パイプ車庫は南栄工業の「45M-SBU シルバー、大型車用、埋込み式」という商品として売られている 車庫楽天 です。間口(幅):4.5m、奥行:約7.2m、高さ:約2.7m、坪数:約9.4坪です。私はこれをDIYで(自分で)組み立てました。
この写真のようにパイプ車庫を組み立てた後で、この埋め込みパイプに、コンクリートブロックで基礎をDIYで追加しました。ブロックは高さ19cmのものを2段にして、一部は3~4段にしました。簡単に工事をする為に、ブロックには目地を付けていません。
コンクリートブロックは車庫が完成したあとから取付けるので、ブロックを割りながら加工する必要があります。ブロックとブロックの間と割ったブロックにはコンクリートを詰め込みます。車庫のパイプがブロックの鉄筋の役目もしますので丈夫になります。
このようにすると、天幕と下部の隙間が無くなり、風や水が侵入するのを防ぐことができます。また、犬の小便などでパイプが腐食するのを防ぐことができます。
外側から見た基礎部分の写真
これは、パイプ車庫を外側から見た写真です。コンクリートブロックの基礎にすると、ラセン杭は必要ありません。コンクリートブロックにアンカーを直接取り付けて、天幕(テント)とRバンドを縛り付けます。
コンクリートブロックは一段で約50個必要ですので、二段なら約100個が必要です。私は後ろ側を4段にしたり、前側は3段必要だったりしたので、約140個のコンクリートブロックが必要でした。
土に打ち込んだパイプは長い間には腐食して錆びてきます。しかし、コンクリートに埋め込んだパイプ(鉄)はコンクリートのアルカリ性の為に錆びることはありません。また、この高さなら、犬が小便をしてもパイプまでは届きません。
コンクリートブロックの基礎の効果
まず、見栄えが良いことです。また、水や風の侵入を防ぐことができます。また、基礎パイプの腐食を防ぐことができます。しかし、換気は悪くなりますので、換気扇や窓を付ける必要があります。
私は後で奥の方に窓を取付けました。このようにすると、奥の方が明るくなり車庫内での作業にも便利になりました。DIYで作ったので安価に作ることができました。