おいしい手打ちうどんの作り方
久々に友達の家で同級生が約10人集まって焼き肉をしました。その時、おいしい手打ちうどんを作るというので作り方を教えてもらいながら作って食べました。讃岐うどんのようで、とても美味しかったのでその作り方を紹介します
手打ちうどんの材料
- 小麦粉(中力粉)
- 水
- 塩
- うどんの具材(ネギ、油揚げ、かまぼこ)
- だし汁(昆布、煮干し、削りぶし、花かつおとも言う)
- コーンスターチ楽天 又は片栗粉(麺がくっつかないようにする為)
うどんを打つ道具
うどんを打つ道具には次のような物が必要です。
こね鉢(ボウル又は大きな鍋)
ビニール袋(大きくて丈夫な物)
延ばし棒(麺棒)
麺を延ばす板(テーブルやコタツ板でもよい)
包丁(刃が平らなもの、文化包丁等)
バスタオル、まな板、ざる、鍋、箸など
道具について
私の近所の人や知り合いの方で、 うどんや蕎麦をよく作る人は、自分専用の伸ばし棒(麺棒)やこね板(麺を延ばす板)などを、購入して準備されているようです。場合によっては、麺を切る専用の道具まで購入している人もあります。
日常的にうどんや蕎麦を作る人にとっては、道具にもそれなりにこだわりがあるようです。道具を購入してから、麺作りにハマる人もあるようです。麺作りを多く経験することで、段々と上手にできるようになるものです。
人が多く集まると、日常的にうどん作りをみんなでする所もあります。小学校の同窓会で集まった時、うどん作りをしたこともあります。それはそれで楽しいものです。
手打ちうどんの材料の調合割合
1人前 | 2人前 | 3人前 | 4人前 | 5人前 | 10人前 | |
---|---|---|---|---|---|---|
小麦粉 | 100g | 200g | 300g | 400g | 500g | 1kg |
水 | 45cc | 90cc | 135cc | 180cc | 225cc | 450cc |
塩(春・秋) | 5g | 10g | 15g | 20g | 25g | 50g |
塩(夏) | 6g | 12g | 18g | 24g | 30g | 60g |
塩(冬) | 4g | 8g | 12g | 16g | 20g | 40g |
手打ちうどんの材料の割合の比率は、この表の通りです。1人前も10人前も比率は同じで、量が違うだけです。
作る時の季節によって、夏は塩を多めに、冬は塩を少なめにします。この辺りは実際に作ってみて、ご自分の好みで変えても良いでしょう。
手打ちうどんの作り方
- 水の中に塩を入れ、完全に溶けるまでよく混ぜます。雨天の場合は水と塩は少な目にします。
- 混ぜやすいように大きめのボウル又は鍋に小麦粉を入れます。次に塩水を半分入れて、混ぜ合わせてボロボロ状にします。
- 残りの塩水を入れてボロボロ状にします。
- 少しずつ固めて団子状にまとめます。これを生地といいます。
- 生地を小麦粉にまぶして、ビニール袋に入れてバスタオルで包んで足で踏みます。塊を中から外へと広げていきます。
- 広がった生地を畳んでまた足で踏みます。これを20~30分間行ないます。耳たぶ位の柔らかさになります。
- 生地を丸めてからビニール袋に入れたまま、夏は1時間、冬には2~3時間常温で放置します。
- ここでもう一度足で踏んでもかまいません。何回か作ってみて出来具合を確かめて、自分流の作り方を見つけるのも良いでしょう。
- テーブルやコタツ板の上で麺棒を使って生地を巻いて延ばしていきます。広げた時生地がくっつかないように打ち粉をします。
- 生地の厚さが3mm位になったら、生地を屏風のように折り畳んで包丁で約3mm幅に切ります。包丁は垂直にして押して切ります。切った後、麺がくっつかないように麺をほぐして小麦粉をまぶします。
- 大きな鍋に水をうどんの量の約5~10倍入れて、火に掛けて沸騰させます。
- この中へうどんを入れて再び沸騰するまで、くっつかないように時々箸でかき回します。
- 湯が鍋から吹きこぼれないように火力調節をして、13~15分間茹でます。
- うどんをざるにすくって冷たい流水の中にいれて、表面の粘りを落として麺を冷やします。熱いのをすぐ食べる場合は、釜揚げうどんにします。
- 30分以内にめんつゆや具といっしょに食べるのが理想です。
切った麺を移動する場合(持ち帰り)
切った麺をすぐに茹でて食べずに持ち運ぶ場合は、麺にコーンスターチ又は片栗粉をまぶしてから容器に入れます。コーンスターチ等をしっかりまぶしておくと麺がくっつきません。